天地橋2 ページ22
パックン「よぉA。もうここまで来たのか。ナルト達に追いついてきとるぞ。」
木から木へ飛び移りながら走っていると、パックンが合流してきた。
「どうでした？」
パックン「奴ら森の中を通って遠回りをしておるようだ。」
「やっぱりそうか•••。ありがとうございます！助かりました！もう大丈夫です。」
パックン「うむ。じゃあな。」
ボフンっ
ザク「やっぱりってどういうことだ？」
「暁が組んだ罠かもしれないからね。警戒してこの先の森の中を通ってるんだと思う。」
ザク「俺らはどうするんだよ。」
「暁の狙いはナルト。このまま真っ直ぐ行っても問題ないと思う。もう天地橋までそう遠くはない。ここからは気を引き締めて行くよ！」
ザク「あぁ。分かってる！」
夜になり、ザクが土遁で作った鎌倉で野宿する。
「ついに明日だね。ザク最後にもう一度言うけど、絶対に飛び出しちゃダメだからね！」
赤信号は渡っちゃダメ！という親の気持ちのようだ。
ザク「俺もそこまで馬鹿じゃねぇ。大蛇丸がどれだけの奴か知ってるからな。」
手のひらを見つめながらそう答えるザク。
その姿を見て、里を出る前のカカシの言葉を思い出す。
〜回想〜
カカシ「A、ちょっといい？」
「ん？」
カカシ「ザク君の事だけど。」
「大丈夫ですよ〜冷静を保つように強く忠告してますから•••」
カカシ「俺が心配してるのはそっちじゃないよ。彼は元々、大蛇丸に忠誠心を持っていた部下だ。今回の任務で得た情報を手に、また奴の所へ戻る可能性だってある。」
「いや、それはないでしょ。現にザクの仲間は大蛇丸に利用されて死んでるわけだし、捨て駒として•••」
カカシ「いや、彼にとって、力をくれる大蛇丸が全てだったからね。木の葉の忍のように仲間という意識はないに等しかった。
あの日から時が経ち、ザク君は強くなった自分をもしかしたら認めてもらえるかもと思ってるかもしれない。」
「そんな訳•••」
カカシ「•••でも、ま、今のザク君が忠誠心を持っているのはAで間違いないだろうけどね。」
〜回想終〜
私は実際に大蛇丸を見たことがないからあんな事を言われると少し自信をなくす訳で。
力をもらえる感覚ってどんなだろうか。
そんな事を考えながら、眠りについた。
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食人(プロフ) - うっ…フラグっぽいなとか思ってたけど本当に死んじゃうとは……ザク推しなのでめっちゃ悲しい… (2022年5月5日 2時) (
レス) @page38 id: e21618e8ed (このIDを非表示/違反報告)
てた(プロフ) - Lunaさん！ありがとうございます！また書き始めたのでよろしくお願いします！！ (2019年12月10日 16時) (レス) id: eb07f08e0b (このIDを非表示/違反報告)
Luna(プロフ) - 面白すぎて一気に読みました！ナルトのトリップ系はあまりないので、ありがたいです！是非続きが読みたいです！お待ちしております！ (2019年12月1日 3時) (レス) id: 31568f04b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てた | 作成日時：2019年6月17日 16時
