NARUTO-ここに来た理由-5

ザクとの約束3 ページ18

その場を離れて、病院の屋上へ来た私たち。



「ザク、どうする？」


ザク「俺は•••。お前はどうなんだよ。その体だしよ•••。」


「大蛇丸の部下、、、大蛇丸に会えるかもしれない。行こう。」



ザク「っ！いいのか？」



「約束したでしょ。一緒に大蛇丸を倒すって。」


ザク「A•••。」


「あたしらは確かに強くなったと思う。ただ•••向こうにはサスケがいる。」


ザク「うちはサスケか•••。」


ザクは中忍試験で腕をやられた時のことを思い出す。



「サスケがどれだけ大蛇丸に堕ちているか分からない。あたしらが大蛇丸を狙えば、サスケと戦う事になるかもしれない。そうなれば、ナルトやサクラが•••。」


ザク「あぁ。」


「サスケは仲間だし戦いたくないしね。」


ザク「どうするんだ。」


「たぶん、ナルト達がさっき言ってた天地橋に行くと思う。あたし達も別ルートで行き、その部下の来た道を調べて行く•••。大蛇丸を見つけたら隙を見て•••」


ザク「隙？あの蛇野郎に隙なんてあるとは思えねぇがな。」


「そうだよね〜〜！そんなに上手くいく訳ないよね〜あぁ〜〜でも•••気になるよね〜〜とりあえず行こう！様子見るだけ！何かしらの情報は手に入るはずだし。」


ザク「そうだな•••。」



「これだけは守ってほしいことがある。」



ザク「あ？なんだ？」


「大蛇丸を見つけたとしても、絶対に一人で飛び出して行かないで。殺気立てずに、冷静を保つこと。」



ザク「•••分かった。」



「あと、天地橋に行くことバレたらザクはせっかくの中忍試験受けれなくなると思う。なんたって大蛇丸絡みだからね。それだけは避けたい。」



ザク「っ？！なんでだよ！」


「元々、ザクは大蛇丸の部下だからね。そうじゃないにしても、大蛇丸に会いに行ったと思われる可能性がある。」


ザク「っけ、なるほどな。まぁそこはお前がなんとかしてくれんだろ？」


「ったくも〜。考えるけど•••、最悪2人とも”あの”牢獄行きかもね。」


ザク「あそこは勘弁だぜ。」


「あたしだって！無理無理〜。とりあえず今日は休もう。」


ザク「俺は今から修行に行く。」


「頑張ってね。」

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