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口寄せの術2 ページ23

演習場へ移動してきた私たち。


カカシ「まずは契約しないとなんだけど•••。ま、呼んでみますか。
口寄せの術っ!!」


ボフンっ


パックン「なんだカカシ。また用か。」


「可愛い〜こんにちは。」


パックン「なんだこの小娘は。これ、ワシの頭を撫でるな。」


カカシ「いやね?口寄せの術を習得したいって言うからパックンにお願い出来ないかなって。」


パックン「おい小娘、お前見た感じ弱そうだが位はなんだ?」


「中忍です。」


パックン「中忍だとぉ?!おいカカシ、ワシは遊んどる暇はないぞ。」


カカシ「こう見えてAは五代目の弟子で優れた医療忍者なんだよ。分析力も高いしね。」


「はい!カカシさんほどではないですが、最近薬草の研究をしていたおかげで鼻もききます!いかがでしょうか!」


パックン「よく分かった。だが上忍になってから呼べ。じゃあなカカシ。」


ボフンっ



カカシ「あらら、どんまいA」


「むぅ。」


カカシ「ま、他の口寄せ動物と契約も考えていけばいいさ。」



でも私、蛙とか亀とか虫とかやだなぁ、、。

鳥とか、めっちゃ足速い動物とかがいいなぁ。



「あ、そういえば人間も口寄せ出来るんでしたよね?」


カカシ「まぁ出来るけど。」


「じゃああたしカカシさん口寄せしたい!」


カカシ「へ?」


「ピンチの時助けて下さいよ。」



カカシ「あのね、俺がそん時一刻を争う任務中だったらどうすんのよ。」



「あー•••じゃ呼ばない!呼ばないけどお守り代わりに。」



そう言って白紙の巻物に術式を施す。



カカシ「はぁ•••。」



真ん中の部分にカカシがチャクラを流しこむと、人という文字が浮かび上がる。


もう一つの巻物を用意して自分のチャクラを流しこみ、カカシに渡す。


「はい、これはカカシさんに。お守り!」


カカシ「はいはい、ありがたくもらっておくよ。」




こうして2人は口寄せの契約を交わした。

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作者名:てた | 作成日時:2019年6月2日 11時

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