過去3 ページ16
「なんか不思議な気分だな。あの時はまだここに来て間もなかったし、カカシさんも若かったから”年下”〜って感じだったけど•••。」
カカシ「だったけど?」
「•••なんでもない!」
少し離れようとすると、手首を掴まれる。
カカシ「俺の方が大人に見えちゃった?」
トロンとした上目遣いにドキッとする。
「カカシさん•••っ。」
カカシの腕がAの腰にまわる。
その時
「うっ•••っうぁあっ•••!いたっ•••!」
頭を抑えてしゃがみこむA
カカシ「どうしたA?!」
【あなたの周りの人間は不幸になるらしいじゃない?】
【こんな子と恋愛なんて許さないわ!】
【俺も馬鹿だったわ。さよなら】
なに、、これ、、??
「やだ•••ごめんなさい、やめてっ!!」
カカシ「落ち着け!大丈夫だ。」
両耳を抑えてしゃがみこむAを抱きしめるカカシ。
そのままAは涙を流して眠ってしまった。
気がつくと窓の外は暗くなっていて、部屋の奥からは水の音が聞こえた。
カカシがシャワーでも浴びているのだろう。
「寝ちゃったんだ。帰ろうかな。」
ベッドから体を起こし、立ち上がろうとした時、
カカシ「起きた?大丈夫?」
タオルを腰に巻いただけのカカシが現れた。
「なんか体疲れてます。てか服着てカカシさん。」
カカシ「何?意識してくれてるわけ?ま、今日はもう遅いし泊まって行きなよ。」
54人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:てた | 作成日時:2019年6月2日 11時