チームワーク ページ4
疲れとしっかり食べた食事のおかげで深い眠りにつけた。
ゆっくりと目を開けると窓からさす日差しが眩しい。
眩しい？
「ぬぁっ？！10時じゃん！！！」
今日の集合は5時。なんということだ。
大慌てで支度して家を飛び出した。
「はぁっはぁっ、寝起きすぐに走るとさすがにきついな。ん？あれは••ナルト？」
どうやら本を片手にしたカカシとナルトが戦っているようだ。
「ははっなめられてるな〜」
トラップに引っかかり、ナルトが1人になった。
「やっほーナルト！」
ナルト「んあ！今来たのか？！A！！カカシ先生といいAといい遅刻するにもほどがあるってばよ！！」
「カカシ先生も遅刻したの？」
ナルト「さっき来てさっき始まったってばよ。」
「あはは、寝坊してよかったかも。それより演習の内容って？」
ナルト「カカシ先生が持ってる2つの鈴を手裏剣とか何でも使っていいから、12時までに取れってさ！」
「サクラちゃんとサスケは？」
ナルト「知らねーってばよぉ。俺ってば絶対あの2人よりも先に取ってやるもんねー！！」
どう考えても1人じゃ無理でしょ。
「先輩からアドバイスしてあげ•••」
？「キャーアァアア！！！」
なに？！
慌てて叫び声がするほうへ行くとサクラが倒れていた。
幻術にかかってる。解っ！
サクラ「あれ？！なにがなに？！サスケ君は？！」
「幻術だよ。サクラ、この演習だけど•••」
サクラ「サスケくぅーん！！！」
いや行くんかい。礼も挨拶もなしにサスケかい。
サクラ「ギャー！！今度は生首ー！！！」
サクラの方に行くとまた倒れていた。幻術ではなさそうだ。
「サスケ、何やってんの」
サスケ「ッチ、お前いつ来た。とりあえずここから出してくれ。次はいける。」
「はぁ。どいつもこいつも分かってないなぁ。もうそこで反省してなさいっ。」
サスケを無視して戻るとナルトは捕まってるようだ。
「ナルトなにしてんの次は」
ナルト「俺ってば弁当食べようとして•••」
「こりゃやばいな。」
ジリリリリ
終了の音が響くと皆集まってきた。
「カカシさん•••。」
カカシ「来てたのね。ま、見てな。」
小さな声でやりとりする。
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作者名：てた | 作成日時：2019年5月17日 23時
