予選 ページ26
その後カカシさんはなぜかプンスカしていて、
でも、チャクラを雷に性質変化させてそれをクナイに流す修行に付き合ってくれた。
これがまぁなかなか難しい。
水遁の術を発動させれたのは、印を組むことで出来たが、
クナイに一定のチャクラを流し続け、しかもそれを性質変化させるのはチャクラコントロールが得意な私でもなかなか上手くいかないものだった。
なんせ、水のイメージは簡単でも雷のイメージってのがわかないのだ。
こんな事言ったら水遁の性質持ってる人に失礼かもしんないけど、、。
ってか私本当に雷の性質なの？相性良いとは思えないわ。
そんなことを考えながら、一旦修行をやめ会場へ向かう。
カカシさんが先に行ってだいぶ経ってるかもしれない。
急がなきゃ！
会場へ着くと、掲示板に[ザク・アブミVS油女シノ]の文字。
ナルトたちを見つけその場に向かう。
「やっほ、あ、サクラちゃん髪の毛可愛いねっ！」
サクラ「あ、A•••。うん••。」
いつもなら褒められれば嬉しがるのに、髪の毛を少し触ると出入り口を見つめ不安そうな顔をみせるサクラ。
「サスケとカカシさんは？何かあった？」
サクラ「サスケくんはカカシ先生とどこかに行っちゃ•••」
ナルト「大丈夫だ！サスケならもう試合終わって勝ったってばよ！」
サクラの不安な声をかき消すように、ナルトが安心させる。
やっぱりナルトはすごいなぁと思い、ふふっと笑う。
そして試合が行われている場所へ目をうつす。
「あの人、腕怪我してるの？」
そう言うと、またうつむくサクラ。
サスケがやったのだろうか？
「どんな術使うの？」
サクラ「確か、超音波と空気圧を扱う。手のひらの穴からそれを出す攻撃を使うの。」
「なるほどね•••。」
なんとなくあの子の事は記憶にある。
確か万引きか何かして逃げてボコボコにされたのに、誰かに見込みがあると言われその人についていく。
今のどこに見込みがあったんだろう？と子供ながらに疑問をもったからだったと思う。
「ところで、もう1人は？」
ナルト「ぎゃはは！あいつってば俺らと同じ同期だってばよ！やっぱ影うすいんだな！」
あーなんかアカデミーに居た気がする、、。てへ
ザク「奥の手は取っておくものだよな！！うをぉおお！！！！くらえぇええ！！」
するとザクが両腕を伸ばし、攻撃をしようとした。
！
「ストーーーップっー！！！！」
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作者名：てた | 作成日時：2019年5月17日 23時
