私は邪魔者でした。【すとぷり】 (ページ27)

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story20 ページ27

さとみside

まぁ、みんな知ってると思うけど俺はAちゃんが嫌いだ。

最初、会った時は可愛い子だし声が透き通ったような声で好きだった。でも、家出したと知った時、一瞬でAちゃんのことが嫌いになった。それは“悲劇のヒロイン”を演じてるかのように思ったから。

あいつに会いたくないけどこれだけは伝えておこう。

「Aちゃん、ちょっと話ある」

『あ、はい。分かりました。』

あれ？なんか…全残普通だな…

『話ってなんですか？』

「家出のこと」

『今更ですか。家出した理由なら前に話しましたよ。』

「知ってる。ちょっと思ってること言っていい？」

『いいですよ。』

いいなら、思ってること全部吐き出すよ。

「お前さ、“悲劇のヒロイン”演じてるだろ。お前は“悲劇のヒロイン”を演じてるつもりはないだろうけど行動からしたら“悲劇のヒロイン”を演じてるようにしか思えねでんだよ。」

『確かに演じてるつもりはないですよ。行動からしたらということは私の行動が悪いことです。ただそれだけ。これで話は終わり。違いますか？』

おぉ…w前とは全然違うなw別人みたいだわw

「違うな。あと、まだ話すことがある。」

『そうですか。それじゃ、言ってください。』

「お前さ、言ったよね？“彩里の過去も知らないくせにそんなこと言わないでください”って。覚えてるか？」

『覚えてますよ。てか、どうしてそんなこと覚えてるんですか。』

「気になったのは覚えてるからね。で、彩里ちゃんの過去なにがあったんだよ。」

『過去の話聞いていいんですか？聞いた後、後悔しても私は知りませんよ。』

「そんなにやばいのかよwまぁ、話聞かせて」

『分かりました。』

話を聞いた後、気持ちが動くということも知らずに＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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次回は過去のお話になります。そして、話のネタをくださいよ。いやさ、くれるけど○○が夢主のことが好きっていうお話作って欲しいです！っていうばっかでさ…ほ、ほかもうくださいよ！( இ﹏இ )