猗窩座が弱い鬼を好きになる【猗窩座】

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猗「A腕は大丈夫か？」


日輪刀がかすったところか。

見てみるとさっきとあまり変わってなかった。


『血は止まってる。傷は健在です』

猗「そうか。」

猗窩座は何か考えた後、

猗「俺の血を飲むか？」


と聞いてきた。え、は？はい？

猗「傷も治らないし、腹もすくことになるぞ」

確かに。

うーんでもうーん。猗窩座のならワンチャンいける？


『うーん』

うなっている間に、猗窩座は自分の人差し指を噛んだ。

なんだその色っぽい仕草。

猗窩座さん、血が出てますよ。

そしてその指を私の口に近づけた。


『ま、まってまって』

ナチュラルな間接キッスやん。

猗窩座は全く気にしてなさそうだ。

猗「A少しでいい、舐めるんだ。もちろん指もろとも食ってもいいが」

人間の血はあんなに嫌だったのに

猗窩座の血は不思議と気持ち悪いなどの感覚はなかった。



むしろ猗窩座の血はなんだかおいしそうに見える。

指は食べないよ。

誘惑と好奇心にまけ、勇気をだし猗窩座の血を舐めた。

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