やっとですか、江口さん。

彼女のことを思えば思うほど ページ20

あの後、帰ろうとして廊下を曲がったところに
賢章さんがいて、ニヤニヤしてる様子から
さっき喜んでいた所を見られたと察し、、、。



その後、弄られながらなんとか帰宅

もうすぐで日付も変わる頃


一軒のメールが




相手は彼女で
プレゼントのお礼のメールだった


正直

プレゼントなんて何を渡していいかもわからなくて
無難にお菓子が美味しいと評判のお店の
クッキーなんてものを渡してしまった


あの後の仕事の合間に食べたらしく
美味しかったと



「はぁぁぁああ…」



ベットで幸せな溜息を吐く



ここまで、彼女の事で頭がいっぱいになるなんて
出会った当初は思ってもみなかった


いや、当時から可愛いなって思っていたけど



でもやっぱり
彼女のことを思えば思うほど

自分の意志だけで告白なんて事はできなくて
この歳でお付き合いをするという事は

やっぱり結婚も自然に考える訳で



沢山いろんなことを悩むけど
やっぱり、自分が彼女を幸せにしてあげたい


悩んだら悩むほど

そう言う思いが強くなっていく


「…2年後、まだこうやってしっかりお仕事貰って

彼女とも仲良くできてたら…。」




2年


短いかもしれないけど

正直2年頑張ろうと思うだけ偉いとほめてほしい


もしかしたらその間に
彼氏ができてるかもしれないし


正直なところ、自分の願望だけで行動したら
今すぐ告白したいぐらいだけど

あと二年
頑張って、凄く頑張って、その時
自分に自信が持てたら



告白しようと思う。




目標は2015年の11月27日



それまでに
自分を磨く

人としても、声優としても
彼女の隣に堂々と立てるように。

頼りになる先輩→←あ、お、お疲れ様です！

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