いざ、重力の洞窟へ ページ27
【 ｰ ヘビーホール 入口 ｰ 】
メルクマウンテンの北へ向かいすぐに見えたヘビーホールの前で大きく深呼吸をして底が見えない谷を見つめる
『すぅーー………はぁ………………………よし、行こう。』
言い聞かせるように呟いてから暗い穴に向かって飛ぶ。
最初はほぼ気にならなかったが中間まで行くとじわじわと重みを感じ、そろそろ足を着いた方がいいと判断して地に足をつけると少し体が地面に沈む
『っ、はぁっ……………よし……………大丈夫だ。』
落ち着き、息を整えて体が馴染むことを待つとほんの数秒で体が通常に戻り、周りの風景を観察すると綺麗な光を放つシャインロックが見えて其の方向に進む
『…ん、ここはそのままなのか、』
触りながら当時のことを懐かしんでいると突然ズドンっ！！という音が聴こえ急いで向かうと奥深くに光小さく光るものが見えた。
『！小松くんの、包丁…？…………トリコ……トリコ！いるのか！？』
そう穴に向かって叫ぶと小さく声が聞こえる
トリコ「……ぁ、………こ……だ！？」
『やっぱそこか、今行く！！』
小さく聞こえた声のした方へ向かうとさっきとは違う輝きを放っている壁に疑問を持ちながら穴の中を覗くと
トリコ「A！！」
『ぅおっ、トリ、コ？』
発見が難しい為に高級食材とされているはずのルビークラブの殻が大量に地面に転がっていて、私の事を呼んだトリコは大きな身部分を口にしていた
トリコ「んむ……うめぇ〜〜〜〜！！Aも食うか！？」
『………はぁ…上手く慣れたようでよかったよ。』
心配していたのがバカになるくらいいい食べっぷりで呆れ半分安心半分で差し出されたルビークラブを口に入れる
『あ、おいし、』
トリコ「はぁ〜〜ほんっとうにラッキーだったぜ！」
『ん……まぁ、確かに、こんなところにいるとは……殻、持って帰ったらサニー喜びそうだな。』
トリコ「お、いんじゃね？あいつキラキラしたもん好きだからな！」
『…その言い方だとサニーがカラスみたいじゃないか？』
トリコ「ははっ！そうなんじゃ、…………………A、」
そうルビークラブの殻を持って見ている最中に後ろから感じた気配にトリコが私の名を小さく呼ぶ。
もちろんわかっているという意味を込めて首を縦に振ると戦闘態勢に入ったトリコ
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reetlu(プロフ) - ねこ大好きさん» ねこ大好きさん、コメントありがとうございます！そう言って頂けますととっても嬉しい限りです('∀`)♪頑張って早く更新出来るよう書きますね！！ (2022年6月23日 15時) (
レス) id: 9798949604 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ大好き(プロフ) - 面白くて一気見しました！続きを楽しみに待ってます！ (2022年6月23日 14時) (レス) @page29 id: 4fa39c81d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2022年5月31日 1時
