第3支部の愉快な仲間たち ページ20
ジェリー「……お前ら、仕事に戻りやがれ!」
部下1?「えぇ〜いいじゃないっスか!俺らもベンきょーですよ!」
部下?2「そうですよ!ねぇ!?」
『はは、私はいいですよ。』
部下?2「ほらー!いいって言ってるし、ここにいますからね!!」
ジェリー「ったく…………てか、A、オレらに敬語じゃなくていい。いやむしろこっちが敬語使う側だな、すまねぇ。」
『そんな気にしてないのでいいd………いいぞ。』
敬語じゃなくなった私に、それでいいと、うんうんと頷きながら話を続ける
ジェリー「わりィな、敬語何てめったに使わねぇからオレの支部は口調が荒い奴らばっかりだぜ。」
部下1?「ジェリーボーイさん聞こえてるぜぇ!!」
ジェリー「…聞こえるように言ってんだよぉ!」
部下2?「うわー!パワハラ反対!!」
ジェリー「…あんな風にな………うるさい奴らばっかりだ…」
さっきから部下とは思えないような態度の2人にジェリーさんは頭を抱えているように見えるが少し楽しそうだ
『ふふっ……仲良さそうじゃないか。』
ジェリー「…まぁ、悪くはねぇな。」
『いいな……羨ましいよ。』
そう少し照れ臭そうに頭をかいたジェリーさんを見て、小さく笑うと急に眼を開いてから、口をへの字に曲げて眉をひそめたジェリーさん。
ジェリー「お前……」
『?なんだ?』
ジェリー「…いや、何でもねぇ。すまんがこれも頼んでもいいか?」
『あぁ、いいぞ。』
何か言いたげに口を開いたがすぐに机の引き出しから少し厚めの紙の束をとって私に渡した。さっきよりも複雑なもの同士の組み合わせになっていて、時間がかかりそうだと、イスに座る。
『…ぁ、ここ使っていいか。』
ジェリー「あぁ、構わねぇぜ。オレの机だ、好きに使え。」
座ってから確認を取るが、快く貸してくれて安心した矢先、左右からぼそぼそと部下2人の声が聞こえる
部下1?「うわ…俺らには絶対触んなとか言ってるのに……」
部下2?「あれが贔屓かよ…どうする……?」
ジェリー「…本当にもう黙れよお前ら……」
(……ほんとに仲いいな………さて、この研究は何と何が使われている…?)
そう笑いながらも目の前にある紙束の無いように集中している内に、さっきまで聞こえていた話し声は聞こえなくなっていって私の目には内容だけが映っていた。
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作者名:reetlu | 作成日時:2022年4月4日 3時