【トリコ】彼らの愛者ｰハシモノｰ6 (ページ25)

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料理係？ページ25

　
トリコ「極寒な大地では貴重なたんぱく源だぞありがたく思え小松……白銀グリズリー生でも塩味だけで十分いけるな。」

小松( は、はぁ～…あー早く温かいスープが飲みたいなぁ… )

『…そうだ、焼くまではできないが解凍して茹でるくらいならできるんだが…』

小松「！！さ、流石ですAさ～～～ん！！」

『ふふ、そうかい？』

そう口を付けようとした小松くんの肉を、水で作った球体の中に入れると、トリコも入れたそうにしていたので、もう1つ球体を作りその中に入れてもらう。

『…皆は？』

滝丸「お、お願いしてもいいですか…？」

マッチ「…俺たちのも頼んでいいか、」

『もちろん。』

口付けていない肉を球体の中に入れていき温度を上げると肉は柔らかくなっていき、色も赤から茶色に変化していく。手首を捻ったりすると球体の中の水も同じようにかき混ぜられる

小松「わぁ…！！本当にAさんのその力はすごいですね！」

『そうかい？まぁ確かに便利だしなぁ…』

小松くんに褒められて少しだけ気分が良くなりそれに呼応するように水球がボコッと泡を出す。

トリコ「A！味付けも任せた！！」

『…お前、今回私に頼りすぎじゃないか？』

トリコ「いいじゃねぇか！絶対美味いってわかっているからな！」

『全く…』

そう皿に入れようとした私とトリコの肉に持っている調味料を組み合わせてパパッと味付けをして出す。多分数秒後にはなくなっているだろうと肉を一気に温める準備しながら食べていると

小松「へ、わ゛あおっ！？」

？？「ユン」

『ん……！？』

小松くんの叫び声に慌てて様子を見るとそこには、薄ピンクのふわふわ…？いや、ペンギン…！？

トリコ「へぇー…こいつは珍しい、ウォールペンギンの子供だ。」

小松「ウォ、ウォール…ペンギン…？」

『か、可愛い！可愛すぎる！！』

小松「あ！Aさん早い！？」

ウォールペンギンの子供「ユ？ユンユーん！！」

小松くんの背中をつついていたペンギンを観察し、撫でると嬉しそうにこちらにすり寄ってくる。その姿にテンションが上がってその子をゆっくりと抱き上げると嬉しそうに鳴いた
　
　