一方そのころ… リンside ページ43
【 デビルアスレチック 】
トリコ・リンside
いくつかあるルートから1つ選び、基本10面進めばクリア
しかしそれぞれテリトリーとして守っている猛獣がいて
倒さない限り先には進めない…
猛獣たちは幻術や擬態を使う
狡猾に欺いて楽しみ、少しずつ体力を奪っていく悪魔たち
…それが名前の所以である
―――――――――――――――――――――――
目の前には傷だらけで血まで出ているトリコと、余裕そうな怪鳥ルパンダの姿
先ほどから猛獣の相手をしているせいで体力もキツそうなトリコの為に、何か出来ないかウチは模索してた
リン「と…トリコ！！」
トリコ「下がってろ、リン！」
リン「でも…！ぁっ！後ろ！！」
トリコ「うぉあっ！」
動かなかったルパンダが突然ギザギザした硬い歯で襲い掛かかるが間一髪で避けるトリコ
すぐに口？から怪しい煙を出すと景色がぐにゃッと曲がって…何度も同じような場所にいたからなおさらしんどいし
トリコ「うっ………にしても、この幻覚作用…中々強力だ………」
リン「トリコ……！」
トリコ「リン！中和できるものあるか！？」
リン「ちょっと待って！」
鞄の中を見るとすぐに見つかるサンダーペパーミント、あのメンソールミントの強い刺激臭で気付け効果も充分だし…！
リン「あった！目に入ったら失明するかも！だから目は閉じていてほしーしトリコ！！」
トリコ「鼻が利けば十分だ、来い！！！」
薄めたフレグランスをトリコの体全体に向けて放ち、すぐに離れる
何重にも見える鳥が目の前にいるのに、目を瞑ったまま…きっと嗅覚と気配を探るトリコを静かに見守る
トリコ「そこか！！ナイフッ！」
リン「あ！！」
トリコ「なに！？ぐあっ！！！」
うちにも見えた本物は、トリコのすぐ後ろに迫っていて背中めがけて噛みつく
リン(これ以上の傷はやばいし…！)
そう思った瞬間体が動き、手元を見ずに濃度を上げてフレグランスバズーカを向ける
リン「トリコ！！一点集中、サンダーペパーミント！！！」
ジュゥウっと音を立てて、そいつ目に見事に命中した事によってルパンダは姿勢を崩しぐらついた
トリコ「くらえッ！！………！？……ッチ、こいつめ…！！」
怯んだ隙にトリコがナイフをくらわそうとするが、一瞬で空中に移動し反撃しようと沢山のルパンダが空を舞う
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reetlu(プロフ) - 遅くなってすいません！これから色々なキャラとの絡みが増えていくのでお楽しみにしていてください！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: 19b9dc1d16 (このIDを非表示/違反報告)
ネコキチ - 更新待ってました！供給ありがとうございます！『お兄ちゃん』との絡みが待ち遠しいです！続きお待ちしております！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: a4a775d5db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年6月16日 15時
