残虐な仕打ち ページ42
サニー「優れた再生機能と生命力を持つ為、他の細胞とうまく結合すれば長所を驚異的に伸ばす」
『まぁ簡単に言えば…美味しいものは、より美味しく………これを人体に結合させると…
どうなると思う？』
小松「つ、強くなる…？」
信じられないという反応、そりゃそうか…私も最初よくわからなかったし
サニー「ま、そゆことだ。結合に成功した人間は圧倒的な生命力を手に入れ、超人と化す…更にその実力は旨い物を食えば食うほどレベルアップする」
『これがその力…ちなみにサニーやトリコ、マンサムさんやリンちゃんにも存在する…あぁ、私もね』
サニー「当然リスクもデカいぞ。もし、うまく結合できなかった場合はグルメ細胞の力に負けて、最悪の場合死ぬ」
小松「…な、なんか…皆さんの…ば、バケモノ的な強さの秘密がわかった感じ…です…」
サニー「バケモノて、おま、美しい強さと言え」
『はは…まぁ否定はできないな…』
その言葉に私達は顔を合わせクスクスと笑う、シンプルにそう直接言われるのが珍しい感覚なのだ
小松「で、でも……美食會もより美味しい食材を集めてるってことは…」
サニー「んぁ、当然向こうもグルメ細胞入ってる…しかも元々下等でキモイ悪党集団。より邪悪さが際立ちキモさ100倍…オレにとっちゃ、んな事どーでもいいけどな……」
(美食會…そんな集まりなのか……まぁ確かに今出会ったヤツはなぁ…)
その間、沼の中にも…着いた地上にも、きっと人間の手もなく自然の中生きていた猛獣たちが………今やもう見るに堪えない姿になっている
(こんな…本当に殺すだけで、しかも長時間放置したのか虫やハエが…っ)
小松「ひ、ひどい…近くで見ると…こんなに…無残に…食料でもなくノッキングでもない…ただただ、殺されたままだ…」
サニー「………」
『…サニー…』
サニー「……わかってる……どーでもいいけど…こんな…こんなに美しくないことされっとよ…笑えねぇな…ムカついて笑えねぇぞ、美食會よ…！！」
『…あぁ、そのためにも一刻も早く、行こう』
…きっと今、苦虫を嚙み潰したような顔になっているだろう、私はグッと唇をかむ
(…今生きていたハズの命を無駄にする今回の美食會…どんな顔か見てやろうじゃないか)
サニー「……行くぞ、松、A」
きっとサ二―も同じ気持ちなのだろう、さっきよりも速足でリーガル高原を目指して共に歩いて行った
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reetlu(プロフ) - 遅くなってすいません！これから色々なキャラとの絡みが増えていくのでお楽しみにしていてください！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: 19b9dc1d16 (このIDを非表示/違反報告)
ネコキチ - 更新待ってました！供給ありがとうございます！『お兄ちゃん』との絡みが待ち遠しいです！続きお待ちしております！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: a4a775d5db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年6月16日 15時
