似てるところ ページ37
どうしようと思いながらも黙ってるとサニーが急に呼びかけてくる
サニー「ぁー…さっきのは悪かった。お前がそんな反応するなら…もうしねぇ、から…」
『ぇ、ぁっ、サ、サニー』
そうチラッと私の様子をうかがいながら、いつもは近い距離を詰めずに謝ってきたサニー
だが私自身、怒っている訳ではないので焦っていると、パチっと目が合って恥ずかしくなて顔を逸らすと
サニー「…だ、だからよ…こっち、向いてくれないか…？」
『ぇ、ぁ……ご、ごめんな、サニー…そんな気にしてるとは、思わなくて…』
サニーが本当に辛そうな顔で私の指を小さく弱めに握った
サニー「許してくれっか…？」
『あぁ、許すも何も、怒ってな』
サニー「ほんとかっ！」
『ぉわっ』
そう言った瞬間パッと明るい顔になりシュルルっと私の腰に触覚を巻き付けて引き寄せられる
クルッといつの間にか私が座っていた岩にサニーが座って、腰に両腕を回されて、お腹らへんにサニーの顔
サニー「ん、ほんと良かった…オレお前に嫌われたら…」
(少し、恥ずかしい格好だが…………そういえば、リンちゃん、も？)
『…ふ、ふふ…サニー…』
サニー「な、なんだよ…」
『やっぱリンちゃんと似てるな』
私はサニーの頭を撫でながら、最近も…リンちゃんに同じことをしたと思い出しながら、全く納得できないけど嫌そうではない顔のサニーに笑いかける
サニー「はぁあ？！！？あいつに！？んなわけねーだろ！！」
『いや、そういうところも…そっくりだ』
(…似ていないように見えて本当に似てる2人だ……)
私が本当に怒っていないのだとわかったようで、サニーはいつもの調子に戻ったようだ
サニー「…ま、さっきの事はその…」
『サニーなりの挨拶だろ？…気にしなくていい』
サニー「…は？いやいや、」
『最近頬や手にキスされるから、何かと思っていたが…もしかして、私の知らないうちにそういう文化がこっちにもできたのかと思ったよ』
サニー「…いや、ちげぇから。A、そんな事ねーから。てか待て、周りって誰だ！？」
少し呆れたような顔から周り、について眉を吊り上げて聞かれるが…私はそれどころじゃない
『……えっと……さっきの、は？』
サニー「ぁー…なんか、したくなった」
最近女の人に囲まれたり、追いかけられるココの事を思い出しながらサニーの肩を掴む
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reetlu(プロフ) - 遅くなってすいません！これから色々なキャラとの絡みが増えていくのでお楽しみにしていてください！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: 19b9dc1d16 (このIDを非表示/違反報告)
ネコキチ - 更新待ってました！供給ありがとうございます！『お兄ちゃん』との絡みが待ち遠しいです！続きお待ちしております！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: a4a775d5db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年6月16日 15時
