思い出と疲れきった顔 ページ30
サニー(にしても…さっき触った感じ、Aは本当に、つくしく成長したな…)
地べたにげんなりとした表情で座ったA
(昔から綺麗な顔していたが、もっと磨きがかかった…元々美しい中身も備えていたが)
艶のある美しい髪の下は多分見せたくないんだろう。素晴らしいプロポーションにしなやかな筋肉、服は…少しサイズが合っていない
サニー(…サイズはギリセーフってとこ…胸は少し苦しそうだったから今度買い物行くか。後でもう1回触………そいえばオレらも、もう大人か)
先程トリコに言われて改めて自覚する。昔は全く邪な気持ちもなく服の採寸などをし、服を一緒に買いに行ったこともあった
サニー(…トリコの感じを見ると、ココもめんどくさいことになってんだろうな)
少し胸がモヤモヤ…？いや、ズキズキ？しているような感覚に首をひねりながら、Aの骨格や肌色などに合う服がどんなものだろうか想像する
サニーside 終了
私はぐったりしながら小松くんの近くに座り込むと、申し訳なさそうにしながら紙コップに入れた水をくれる
小松「だ、大丈夫ですか？先に大きさのこと言っておけばよかったですね…良かったら飲んで下さい」
『ありがとう…いやいいんだ…でも多分コイツ、成虫じゃないかもしれない…』
サニー「ん、そうだな…そいつはまだ成熟してねぇ」
持ってきたのは2ｍ弱の醬油バッタ
正直2ｍというとトリコくらいあるわけでとんでもなく不快だった。サニーに指摘されてやっぱりか…と小松くんに謝る
『だ、だよな……1mまでは行けたんだが2mの見た瞬間拒否反応が…すまないね…』
小松「はは、僕には1mでもキツいので……とりあえずこの醤油、使いますね！」
そして醤油をプチっと取ると、焼いていたクリーム松茸の上にかける
ジュウウ〜っ！と美味しそうな音と一緒に香ばしい匂い
小松「はぁ〜〜〜良い匂い…クリーム松茸の独特の香りに醬油が加わって深みが増した…」
『本当だね……このまま炊き込みご飯にしたら美味しそう…』
小松「あ！それいいですね！！いつかしてみよ！…って、サニーさーん！！一緒に食べましょうよ！」
そう言いながら焼かずに土を払ったクリーム松茸を葉っぱの皿の上でスライスしていると強い視線
(サニーか…………小松くんの手元…いや、包丁、か？)
少し遠くで様子見を続けるサニー、何を観察しているのかわからないが悪い視線じゃないことはわかる
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reetlu(プロフ) - 遅くなってすいません！これから色々なキャラとの絡みが増えていくのでお楽しみにしていてください！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: 19b9dc1d16 (このIDを非表示/違反報告)
ネコキチ - 更新待ってました！供給ありがとうございます！『お兄ちゃん』との絡みが待ち遠しいです！続きお待ちしております！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: a4a775d5db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年6月16日 15時
