触覚 ページ24
トリコ「射程距離はどのくらいだ、サニー！」
サニー「ん…そだなぁ…25mくらいか…」
トリコ「昔より大分広くなったな、お前のダイニングキッチン！」
サニー「お前こそ、5連釘パンチとは恐れ入ったぜ…トリコ」
互いのの攻撃について少し嬉しそうに話す2人、その姿は修行した兄弟であり仲間であることを思い出させる
トリコ「そう何発も撃てねぇけどな！それより、なるべく肉が痛まないように仕留めてくれよサニー！」
サニー「知らね、オレの目的は肉じゃねーし」
戦闘中なのに飄々と話しているのに小松くんはロックドラムが突然バラバラと崩れた経緯がわからないようで説明を求める
小松「トリコさん！一体何が起きているんですか…！」
トリコ「もっとこっちに来い！絡まっちまうぞ！！」
小松「絡まる！？何がですか！？」
『サニーの触覚！早く！！』
未知の能力について知りたいと顔に書いてある小松くん、そりゃ見えないと状況が把握できないので心配になるのはわかる
とりあえず十分な距離をとり、落ち着いたところでサニーの触覚の説明をし始める
トリコ「サニーは自分の髪の毛の先から伸縮自在の触覚を張り巡らせている…その太さは髪の毛の1000分の1…約0.1ミクロン！」
小松「ミクロン？！…それってどんな…」
『蜘蛛の糸よりも細く…肉眼では確認できないよ』
小松「ぇ…でもそんな細いと切れちゃいませんか？まさに蜘蛛の糸のように…」
トリコ「蜘蛛の糸も相当頑丈だが、サニーの触覚は次元が違う。あいつの自在に操る1本の張力は約250kg…俺がぶら下がっても切れねぇ」
『…サニーの触覚は地球上では最も細く強靭な糸だと思われる…それが髪の毛の数と同等、無数に伸びているんだ』
小松「…！！」
トリコ「全部で20万は下らない強靭な糸の束、そのパワーはマンモスなど楽に持ち上げる程だ…！」
小松「！…片手で持っているように見えたマンモスは…沢山の目に見えない触覚で支えていたんですね…」
飛ばされた仲間を見てか、サニーから一定の距離を取って様子を見ているロックドラムが1体
サニー「ん…まだ残っていたか…」
(全然近づいてこない…野生の勘ってやつか…)
小松「自分の殻の岩を剥がした！？」
突然、自身の肩の岩をバキバキと音を立てて剥がすと、サニーに向かって思い切りぶん投げた
遠くからだと実感が分からないが、そもそも大きな図体のロックドラムの1部は人間を優に超える大きさの岩
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reetlu(プロフ) - 遅くなってすいません！これから色々なキャラとの絡みが増えていくのでお楽しみにしていてください！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: 19b9dc1d16 (このIDを非表示/違反報告)
ネコキチ - 更新待ってました！供給ありがとうございます！『お兄ちゃん』との絡みが待ち遠しいです！続きお待ちしております！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: a4a775d5db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年6月16日 15時
