第1ビオトープについて ページ21
小松「ねぇトリコさん…」
トリコ「ん、お前も食え小松、うめーぞ！」
小松「は、はぁ…あの…しょ、所長が争奪戦になるって言ってましたけど…相手ってやっぱりあのコロシアムにいた…」
トリコが手に持っていた黒草を弄りながら不安そうな小松くん
トリコ「あぁ、おそらくGTロボだ。だが敵はそいつだけじゃねーぞ」
小松「え？」
トリコ「IGOは世界中に8つの庭を保有しててな…それぞれが気候や環境の異なる庭…」
ぐるりと周辺を見渡しながら、この場所の説明を始める
トリコ「その全ては危険区に指定されている庭の広さ、猛獣どもの手強さではここ第1ビオトープが最も高い危険度A！捕獲レベル27という地獄の庭だ！！」
小松「ひぇ…そんなやばい猛獣たちがいる所に…！？」
『研究所からの情報では、親マンモスの居所はリーガル高原。私達は先に猛獣を相手に……でもそれは』
小松「び、美食會もってことですね…」
『あぁ、そう簡単にはたどり着けない……最も操縦者が洞窟の砂浜の奴なら話は別…って事だろう？』
トリコ「あぁ」
小松「…そ、そいつらの、目的って…」
テリー「ヴァウ…ヴォウヴォウゥ！！！」
小松くんの声を簡単に飲み込む大きな声で、ある方向に向かって吠えるテリー
トリコ「どーしたテリー」
すぐに岩で全身覆われたロックドラムがこっちに向かって大きな足音を立てながら歩いてくる
サニー「な、」
トリコ「ろっ」
「「「ロックドラム！！！」」」
(…捕獲レベルは確か27…最初から厄介な敵だ)
だがそいつらは私達が目に入っていないようでも離れた場所で暴れ始め、動物達を食べ始めた
小松「うわっ！うわわわ！！」
リン「キモイしーーー！！」
2人が大きな声で叫ぶと、私たちに気づいてしまったようだ
小松「こっち見ましたよ！？！？」
リン「見たし―――っ！！！」
トリコ「下がってろ、お前ら…サニー！！援護してくれ！！」
サニー「嫌だ、めんどくせぇ」
トリコは指をぽきぽきと鳴らしながらサニーにそう伝えるが速攻断るサニーにトリコが戸惑う
トリコ「おーーーい！？」
『ロックドラム…元々生息地は海岸近くなのに、大食漢のために陸地に進出した猛獣…』
サニー「そう…だっけ確か？所詮、食欲に溺れた下等生物…生き方に美しさ全然無くね？見た目もブサイクだし、オレが相手する要素0だな」
『……まぁ、予想はしてたが』
現れた時から興味なさそうにしたサニーに頭を抱える
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reetlu(プロフ) - 遅くなってすいません！これから色々なキャラとの絡みが増えていくのでお楽しみにしていてください！ (2021年6月25日 0時) (
レス) id: 19b9dc1d16 (このIDを非表示/違反報告)
ネコキチ - 更新待ってました！供給ありがとうございます！『お兄ちゃん』との絡みが待ち遠しいです！続きお待ちしております！ (2021年6月24日 18時) (レス) id: a4a775d5db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年6月16日 15時
