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百パパ ページ19

「ただいまぁ〜!」

「「おかえりぃ〜!」」

トタトタと小さな足音と共に小さな人影がかけてくる。
遠慮なく抱きついてきた2人の娘をオレも遠慮なく抱きしめると「きゃー!!」と嬉しそうな歓声が上がる。

うわ〜めっちゃ幸せ〜。
本当疲れが吹き飛ぶ、というか一気に元気になる。

『おかえり!』

聞きなれた声が頭上で聞こえて娘たちを両手に抱きかかえながら立ち上がると柔らかく微笑むAがいる。
その腕にはまだ生まれたばかりの息子がいて。

「ただいま、A!…ふふ〜、いい子にしてたかにゃ〜?」

Aの腕の中にいる我が子は楽しそうにキャッキャッと笑っていた。
ヤバい、この家天使が4人もいるよ…。

『パパが帰ってきて機嫌が良いね〜?』

笑って息子をあやすAも嬉しそうで、今すぐ抱きしめたくなる。
けど両手に天使たちを抱えてるわけでそうもいかず…。

「オレもカワイイ娘たちと愛しの奥さんに迎えられて機嫌が超良い!!」

ちゅ、とAのほっぺにキスをしてそれからコツンとオレのおでこをくっつけた。
ちょっと慌てたような表情をするAを見て、唇にちゅーをしたくなったけど(というかしようとしたけど)娘の声に止む無くおあずけになる。

「ままだけずるい〜!」

「ぱぱ〜あそんで!」

とかキラキラの瞳で見つめられたら無視するとか無理じゃん?

「ちょ、分かったって!ご飯食べてからね!」

娘たちにも軽くキスをしてリビングへと連れて行く。

『こーら、パパ疲れてるから困らせちゃダメでしょ?』

「いいって、疲れなんか吹き飛んだし!」

困り顔のAに笑いかけてからそうだ、と思い出す。

「…また、後でね?」

娘には聞こえないように耳元で囁く。
もう!と赤くなりつつも怒るAも可愛い。

やっぱオレ、最高に幸せ者だ。

「わぁ、超良い匂い!美味そう!!」

「わたしもおてつだいしたんだよ!」

「じゃあめちゃくちゃ美味しいの確定じゃん!!ちゃんとママのお手伝いしてエライエライ!!」

えへへ〜、と嬉しそうに笑う娘の頭を撫でて一緒に座る。
テーブルの上に並んだ手料理はどれも本当に美味しそうで、実際美味しくていつもびっくりするくらい。

今日あったことをみんなでわいわいと話ながら食事を進める。
そのあと一緒に片付けをして、子どもたちをお風呂に入れて、寝かしつけて…。

「…すぐ寝ちゃった。」

子ども部屋のドアをなるべく音を立てないように閉める。

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ぷる - え!?なんなんですか!?(訳 最高です!もうみんな好き…テルさん愛してる… (2020年4月16日 16時) (レス) id: ee7856aff6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:テル | 作成日時:2020年1月25日 17時

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