手洗い大事 ページ43
そうして1時間過ぎ頃に上からの戦闘音は止んだ代わりに色々な人の話し声と、ドアの音。
トリコ「あ〜〜！腹減ったぁ〜〜〜〜！！やっぱこの良い匂いは…お前らか！！」
滝丸「ちょ、トリコさん…ってさっきの…」
綺麗に整っていた髪が乱れて、少し息を切らしたトリコと滝丸…くん？(多分馬は置いてきた)が厨房に入ってきた。
『あぁ、お疲れトリコ。ひと段落したようだね。』
トリコ「おう！これ食っていいのか！？」
小松「あっ！！ちょっと待ってくださいトリコさん！！それは他の人達の分ですよ！！」
トリコが綺麗に並べた刺身皿に手を伸ばそうとしたのを慌てて止める小松くん。トリコは、頭上にはてなを浮かべている。
トリコ「1頭で他の奴の分まで作ったのか？」
『いや、私が倒したやつも含めたさ。ほらトリコのはこれ』
滝丸「倒し…！？」
トリコ「おぉ！！じゃあいっただっきまー！！」
そう渡したのは大きい鍋…ではなく鍋くらいの深皿だ。ご飯は別で3種に他にもう2皿ずつ計5種を沢山作っておいた。
それを見たトリコは手を合わせて食べようとしたが、その前に
『手洗い。』
トリコ「うっ…わ、わかったよ…他の奴にやるなよ！！」
『はいはい……はぁ、こんなデカいのを食べるのはトリコくらいだろ…』
そう急いで手を洗いに行くトリコを見送っていると、困惑した顔で話しかけてくる…オレンジの月のワンポイントが入ったターバン、そこから出る黒髪。
青ベースでオレンジラインが入っているカジュアルなセットアップ…か？
(…うーん、私達よりも若いように見える1人で来たのか)
滝丸「あ、あの…」
『ん、あぁ…滝丸くん、だったかな…？』
滝丸「そ、そうです。」
さっきからオドオドとしながらも私の言葉に反応する彼に少し笑いながら手を差し出す
『先ほどはきちんと挨拶できずに申し訳なかった…私はA、どう呼んでくれてもいい。一応美食屋で料理もまぁ出来る方さ、よろしく。』
小松「あ、僕は小松と申します。シェフをしているものです！」
滝丸「いえ、こちらこそ…改めまして滝丸です。っと、まだ手を洗ってないので僕も洗ってきますね。」
私の手を握ろうとした滝丸くんはハッとして手を引っ込めるとトリコと同じように手を洗いに行く。
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reetlu(プロフ) - 齧溪さん» 返信遅くなってしまってすいません…！そう言って貰えると凄く嬉しいです😊これからアイスヘル編入るのでそこのキャラの絡みを是非楽しんで貰えるように更新頑張ります！ありがとうございます🥰 (2021年10月18日 12時) (
レス) id: e767c331ed (このIDを非表示/違反報告)
齧溪(プロフ) - コメント失礼します！何度でも評価したくなってしまうほど好きです‼︎これから主人公ちゃんにどんな展開が待ってるのかすごく楽しみです♡応援してます！更新頑張って下さいっ‼︎ (2021年10月15日 23時) (レス) @page28 id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年9月20日 23時
