スープの在り処 ページ34
小松「ふぁ…あ、おはようございます」
『ん、あぁ、おはよう。小松くん。』
トリコ「意外と遅ぇじゃねえか」
小松「いやぁ〜…僕普段と違う枕だと寝づらくて遅寝しちゃったんですよね…」
そういいながら小松くんは洗面所へ髭を剃りにいく。トリコは終わりそうなのか失礼しますね〜、なんて言いながら一緒に使っているのを見るとめちゃめちゃ仲良く見える。
『ん…2人とも、もう45分だ…私はもう行ける。』
トリコ「んぁ、俺もまぁ行けるぜ…」
小松「あ、あとちょっと待ってもらってもいいですか!?」
小松くんはひげ剃っただけだったようで、洗顔やら何やらしている。そんな中ドアの前で待っているとソファに座っているトリコはとても静かで…って、ん?
『…トリコ?』
トリコ「……zzZ」
『トリコ!』
トリコ「フガッ!?あ、な、なんだ!」
私が大き目な声で呼んだのを聞いて慌てて顔を上げたトリコやっぱこいつ寝てたな。
『お前よくそんな短時間で寝れるな…』
トリコ「…朝起きてすぐいつも何かしら口に入れてっから、今日は無くて…つい…」
『おいおい!しっかりしろ!?』
そうまた寝そうになったトリコを揺さぶっていると
小松「お、おまたせしまし…って、どんな状況ですかコレ?」
『!よしもう行こう!こいつさっきから寝かけてるんだ!』
小松「えぇ…時間も時間ですし…ほらトリコさん!!」
トリコ「んん…わぁってるよ…」
そうして私達は昨日集まった甲板にむかった。私達がついたのはちょうど8時。他の美食屋たちも同じくらいに集合し始めたようで入ってくる。そしてカーネル氏も出てきた。
カーネル「やぁ諸君、よく眠れたかな?さて…では…ついにセンチュリースープの在りかを、教えよう…!場所は、すべてを凍らせる、極寒の大陸。【アイスヘル】だ。」
男2「あ、アイスヘル…!??!!」
男1「年間の平均気温−50℃の極寒地獄か!!猛獣よりも気候によって危険区に指定されている氷の大陸に…!?」
カーネル「その大陸は、まだ冷凍保存や品種改良などの技術がなかった大昔のグルメ家たちが己のフルコースを保存する為に持ち寄ったと言われる伝説の大陸…別名。美食の冷蔵庫!!」
周りの美食屋たちはザワザワとし始め。中には顔を青くしている奴らも現れる。
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reetlu(プロフ) - 齧溪さん» 返信遅くなってしまってすいません…!そう言って貰えると凄く嬉しいです😊これからアイスヘル編入るのでそこのキャラの絡みを是非楽しんで貰えるように更新頑張ります!ありがとうございます🥰 (2021年10月18日 12時) (レス) id: e767c331ed (このIDを非表示/違反報告)
齧溪(プロフ) - コメント失礼します!何度でも評価したくなってしまうほど好きです‼︎これから主人公ちゃんにどんな展開が待ってるのかすごく楽しみです♡応援してます!更新頑張って下さいっ‼︎ (2021年10月15日 23時) (レス) @page28 id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reetlu | 作成日時:2021年9月20日 23時