特殊調理食材がたっくさん ページ23
『おっ！と…相変わらず危なっかしいな……大丈夫かい？』
小松「は、はぁ…あ、ありがとうござます……それにしてもこんなところに猛獣がいるなんて！！」
彼が尻もちをつく前に手を引っ張って、自身の方に引き寄せると立て直せたようでちょっとふらつきながらも自身の足で立つ
トリコ「情けねーなぁ、生きた食材くらい普通にいるだろ。」
『っふ……それにしても、ロンリーグリズリーか。』
呆れたように小松くんを見るトリコだが、一応助けようとした手を引っ込めたのを私は見たのだ、少し笑ってから猛獣…ロンリーグリズリーがいる方へ目を向ける。
小松「これはいったい何を…？」
トリコ「こいつらは強い闘争心を煽り続けることで柔らかく美味い肉になる。最も闘争心をだすのは同種の雄を見た時だ」
小松「な、なるほど…でも肉が良く成る時って見た目でわかるんですかね？」
2体は向きあって威嚇し合いながら戦っている、どちらも同じ見た目できっと同時期に連れてこないと難しいだろう。
『外見は全く変わらないよ…多分料理人の勘って奴かもね』
トリコ「しかもこいつらは約1か月近く闘い続けるから、肉が良質になるのかほんの数分、その一瞬を狙ってノッキングし保存するってワケだ。」
小松「き、気が遠くなる上に難しい仕込みですね…」
説明を聞いた小松くんは戸惑いが隠せないようだ。きっと自分には無理だと考えているんだろう‥まぁハントは難しいが勘はさえていると思うがな…
『まぁ特殊調理食材だから…だが、そもそも捕獲レベルも高いから、キツイね…はは…小松くん、下をよくご覧よ。周りの食材はほぼ全て特殊調理食材ばかりさ』
小松「ほ、本当だ……なるほど、節乃さんが月に1度しか店を開けない理由は仕込みに時間がかかるからだったのか…」
ポンっと手をついて、納得したようにさっきの言葉を解釈した小松くんだが…
節乃「それは違うじょ、小松くん」
小松「わあ゛っ！！？」
『……これ…まだあったんだ…』
ぬっ！と現れ、何故か昔から天井から下がっているロープを使ってターザンのように違う場所に移る節乃さん。
節乃「ほれこっちじゃ、早よ来い。」
『…とりあえず行こうか。』
そうロープを手に取って地面を蹴って節乃さんが向かった洞窟のような場所に向かう。トリコも小松くんも同じようにわたって、暗い階段を降りていく。
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reetlu(プロフ) - 齧溪さん» 返信遅くなってしまってすいません…！そう言って貰えると凄く嬉しいです😊これからアイスヘル編入るのでそこのキャラの絡みを是非楽しんで貰えるように更新頑張ります！ありがとうございます🥰 (2021年10月18日 12時) (
レス) id: e767c331ed (このIDを非表示/違反報告)
齧溪(プロフ) - コメント失礼します！何度でも評価したくなってしまうほど好きです‼︎これから主人公ちゃんにどんな展開が待ってるのかすごく楽しみです♡応援してます！更新頑張って下さいっ‼︎ (2021年10月15日 23時) (レス) @page28 id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reetlu | 作成日時：2021年9月20日 23時
