本日のメイン! ページ20
トリコ「えろい料理の才能があるってことじゃね?」
小松「どんな料理ですかソレ!?!?」
節乃「うっふっふ…」
(小松くんも、Aも、なかなか楽しみな子じゃな…)
私達を見て笑いながらも火にかけられてる鍋を見る節乃さん。コトコト、と鍋の蓋が音を立て湯気を発している鍋は隙間から美味しそうな匂いを小さな隙間から漏らしている。
節乃「さぁー!!出来たじょい!あたしゃの特別メニューセンチュリースープじゃ!!!」
トリコ・小松「「うぉおおぁああ!!こ、これが!!伝説のスー…えっ!!?」」
『な…』
そう大きい鍋の蓋を開けると……光が反射してやっと見えるくらいの透明な液体?があり、鍋の底が見える。
小松「か、空…ですよ節乃さん…!!」
節乃「うっふっふ、ちゃーんと入っとるよ透明度が高すぎて見えぬか?香りはするじゃろ…ねぇ、A?」
『う、うん…蓋の隙間からでも、わかった…何百、いや』
トリコ「――っおぉ!?数千!?無数の食材が一気に脳に飛び込んできた…!!」
『それだけの食材が…凝縮しているなんて…』
私達はあまりの事に驚き固まっていると、外から大きな声。きっと匂いにつられて色んな人が引き寄せられてしまったのだろう。
節乃「ふっふ…外が騒がしいのぅ…ま、伝説のスープの香りがしちゃあ、ムリもないか……今世紀を代表するいくつかの食材を半年間煮込んである…」
『まさか、すべての灰汁を取り除きだしの旨味をだけを残したもの…それがこの澄み切ったスープで…伝説ってことは…これが、センチュリー、スープ…?』
外にいる人は入りたそうにする声が聞こえたが、流石に店には入らないようだ。
それに節乃さんは当たり前だと言わんばかりの笑みをこぼし私達に見えない程澄み切ったスープを入れて出してくれる。
節乃「正解じゃよ、A……どうじょ、召し上がれ。」
小松「きたーーーっ!!」
トリコ・小松「「『 いただきますっ!! 』」」
お椀に入ったスープはよ〜く見ないと本当に透明で何も入っていない様にも見えてしまう。でも匂いからどれだけ素晴らしい料理か、素人でもわかるだろう。
一斉に手を合わせてスプーンを手に取り観察してから、ひと口飲む。
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reetlu(プロフ) - 齧溪さん» 返信遅くなってしまってすいません…!そう言って貰えると凄く嬉しいです😊これからアイスヘル編入るのでそこのキャラの絡みを是非楽しんで貰えるように更新頑張ります!ありがとうございます🥰 (2021年10月18日 12時) (レス) id: e767c331ed (このIDを非表示/違反報告)
齧溪(プロフ) - コメント失礼します!何度でも評価したくなってしまうほど好きです‼︎これから主人公ちゃんにどんな展開が待ってるのかすごく楽しみです♡応援してます!更新頑張って下さいっ‼︎ (2021年10月15日 23時) (レス) @page28 id: e3fa3152f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reetlu | 作成日時:2021年9月20日 23時