五条先生? ページ37
観光のためにもちゃちゃっと!!!
終わらせたいところだったがどうやら思い通りには行かないらしい。
この呪霊、1級なんてもんじゃないぞ。特級じゃん。
「なんで私はいつも特級にあたるのさ、、、、」
ぶつぶつ文句を言いながら敵に攻撃を仕掛ける。
しかし流石特級。奇襲は効かず、すぐに避けられてしまった。
だがこの前とは違う。私は強くなっているのだ。
真希さんと棘先輩、そしてパンダ先輩に稽古をつけてもらった。
真希さんと互角に戦えるくらいには強くなっている。
もう先生に迷惑はかけない!!!
私の術式は、対象に触れるだけで祓うことができる。
そのため相手に近づけるよう、体術は必須なのだ。
相手が4級ならば1度触れただけで祓えるのだが、特級となると、なかなか祓えない。
まずは右手を消す。次に左手。
腕が再び生える前に、一気に祓う!!!
あと少し、という所で呪霊の体が光だした。
思わず目を瞑ってしまい、目を開けるとそこには両腕のない五条先生がいた。
五?「あ"っ"、、、酷いよA、、、なんで、、腕が、、」
『!?!?』
驚きを隠せずに、少し離れる。
五条先生はあの時のような寂しそうな目で私を見る。
顔は痛みで歪み、腕が元々あった場所からは大量の血が流れている。
どういうこと?幻覚?
でもこんなリアルに先生を再現できるなんて、、そんなはずは、、、第1この弱った顔はあの時、私にしか見せなかった、、、、
呪霊に再現出来るはずがない。
あれこれ考えている間にも、五条先生(?)は迫ってくる。
五?「A、、助け、、て、、、」
嘘だ、先生はそんな事言わない。
でもそんなに悲しそうな顔をされたら攻撃できない。
私のすぐ側まで来ると、五条先生?は腕を一瞬で再生し、私の腹を思い切り殴った。
『う"っ"っ"、、、』
まんまとやられた。
遠くの壁まで飛ばされる。
頭も打って、血が流れる感触がある。
再び五条先生?を見ると、そこには先程までの呪霊が立っていた。五条先生などどこにもいない。
呪霊はただ私を見て笑っている。
『なるほどな、、、私の予想が正しければ、一定の距離お前に近づいたら幻覚が見えるわけだ。逆に言えば、お前から離れていれば幻覚は見えない。
幻覚が妙にリアルなのは私の記憶にいる五条先生を見たからだな、、それを再現したと、、、、、
さすがは、、特級、、褒めてやるよ、、、、』
意識が朦朧としてきたがまだいける。
先生すみません、無理します。
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さとこ - とんでもありません!たくさん悩んで書いて下さって、ありがとうございました!(T_T)また近いうちにリクエストさせて頂くかも知れませんので、その際には宜しくお願い致します!本編の更新も楽しみにしております☆ (7月26日 0時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
カルピス(プロフ) - さとこさん» わぁぁぁ!!喜んで頂けたようで良かったです!!感想も沢山!!ありがとうございます(泣)結構悩みながら書いてるのでこれ以上に嬉しい言葉はありません!!リクエストは何度でもいつでも大歓迎です!!!この言葉で今日生きていけます!! (7月25日 15時) (レス) id: 24cded5b55 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - 主人公目線も、細かく書いて下さって、目に浮かぶような情景と切羽詰まった状況を感じることができて、読んでいて先生、早く…と思ってしまいました。読んでいて、心を動かされました!ありがとうございます! (7月25日 8時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - また機会がありましたら、リクエストさせて頂きたいです!本当に、ありがとうございました! (7月25日 8時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - 先生の場面場面での細かい感情の変化が感じられて、とても素晴らしかったです! そして、最後の五条先生の良さでもある、ちょっとイジワルな先生、先生にとって良い状況と思いそうですが、優しさも感じられて、本当に大好きな展開でした! (7月25日 8時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PAN | 作成日時:2020年12月7日 18時