たまたま ページ31
その後、五条悟の事を割と知っていたという事実と、知ってしまった自分に腹を立てながらお菓子とサングラスを購入した。
彼が欲しがっていたサングラスとそっくりの物が売られていたのは運が良かった。
これで後は私たちの服を買って終わりだ。
『はぁ〜、、、自分がアイツを気にしてるみたいで腹立つ、、、』
野「普通は、自分が先生に対してどんな気持ちを持ってるのかに気づいて、"私って先生の事、、、"ってなるのよ。まさかそんなに不快そうにするとは思ってなかったわ。」
『だってほんとに好きじゃないんだもん!!!良いとこどこよ!顔のみじゃん!!!!』
野「顔は褒めるのね、、」
野薔薇の言う、先生への気持ち はきっと恋心のこと。
いや、断じて違う。そんな感情を奴に向けた事は人生で1度もない。男として見た事もない。第1生徒と教師。犯罪だ犯罪!
他のことを考えなければ気が狂いそうだ。
何か可愛いものは売ってないだろうか、、、、
『あっ、、、これ、、!』
ある店に置いてある、可愛い猫のストラップに目が止まった。
茶色くて美しい子、真っ黒でジト目な子、目の下に傷の様なものがある子、そしてサングラスをかけた白い子。
彼らにそっくりなその猫のストラップに目が釘付けになってしまった。
みんなにあげたい。
そう思ってしまい、買わずには居られなくなる。
結局、自分の分も含めて5つ買い、そのうち4つはプレゼント用としてラッピングしてもらった。
まずは野薔薇に渡そう。
悠仁と恵にもあげて、最後に先生かな。
結局先生への贈り物は3つ。多くなってしまったが、まぁ大丈夫だろう。
お小遣いをかなり多めに持ってきていて良かった。
___________
お互い欲しい服も買えて、外はすっかり暗くなっていた。
『野薔薇そろそろ帰ろっか!』
野「そうね。Aとの買い物楽しかったわ。また行くわよ!」
腕を組んで帰路に着く。
幸せだ と心の底から思えた。
またしたいなお出かけ、、、今度は5人で。
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さとこ - とんでもありません!たくさん悩んで書いて下さって、ありがとうございました!(T_T)また近いうちにリクエストさせて頂くかも知れませんので、その際には宜しくお願い致します!本編の更新も楽しみにしております☆ (7月26日 0時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
カルピス(プロフ) - さとこさん» わぁぁぁ!!喜んで頂けたようで良かったです!!感想も沢山!!ありがとうございます(泣)結構悩みながら書いてるのでこれ以上に嬉しい言葉はありません!!リクエストは何度でもいつでも大歓迎です!!!この言葉で今日生きていけます!! (7月25日 15時) (レス) id: 24cded5b55 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - 主人公目線も、細かく書いて下さって、目に浮かぶような情景と切羽詰まった状況を感じることができて、読んでいて先生、早く…と思ってしまいました。読んでいて、心を動かされました!ありがとうございます! (7月25日 8時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - また機会がありましたら、リクエストさせて頂きたいです!本当に、ありがとうございました! (7月25日 8時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
さとこ - 先生の場面場面での細かい感情の変化が感じられて、とても素晴らしかったです! そして、最後の五条先生の良さでもある、ちょっとイジワルな先生、先生にとって良い状況と思いそうですが、優しさも感じられて、本当に大好きな展開でした! (7月25日 8時) (レス) id: 6be4d9c700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:PAN | 作成日時:2020年12月7日 18時