目隠しに惚れられた『五条悟』

お礼の品 ページ30

五「Aーーーー！！！！よ〜しよしよしよし可愛いね〜！！！！ん〜♡！！！」

昨日の落ち込みはどこへ行ったのか、五条悟は今日も元気に生徒を愛でる。

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inショッピングモール

『野薔薇ぁ〜先生って何が好きなの？』

野「甘いものあげとけば何でもするわよアイツ」


私は野薔薇と絶賛デート中。
お互いに新しい服が欲しいと意見が合致したのでこうして大型ショッピングモールに来ている。
ちなみに今日は任務はない。急で入れば別だが。

そしてここへ来た目的はもう1つ。五条悟へのお礼だ。
大変悔しいが、あの時は迷惑と心配をかけたのでそのお詫び。
アイツが調子に乗る絵しか浮かばないが人としてお礼はした方がいいだろう。

だが、肝心の彼の好みを私は知らない。
今まで、彼にあまりにも興味が無かったのだ。
野薔薇によると彼は甘いものが大好物らしい。
特に喜久福。
わざわざ宮城に行くのも面倒なので喜久福は却下だ。


『あっ、これ、、、』

目の前にあるのは有名で人気のチョコレート。
そういえば、以前彼が「このチョコ欲しいけど忙しくて買いに行けないんだよね」と嘆いていた。先生甘いもの好きなんだ、、てかよく覚えてたな私

本来東京では売っていないご当地の物だが、期間限定で東京の店に置くらしい。
これなら彼も喜ぶだろうか、、、

『野薔薇これとかどう？あと、この前先生サングラスにヒビ入ったって言ってたしサングラスも！』

野「このチョコレート、確かに欲しいって言ってたわね。いいんじゃない？でもサングラスって、先生の好み分かってんの？」

『昨日先生が1人で雑誌のサングラス特集見てて、赤で丸つけてるのがあったから、たぶんそれが欲しいんだと思う。』


たまたま見かけた。
雑誌を見ながら「でも時間がな〜」と言っていたのも覚えている。


よし、お菓子とサングラスがあれば十分だろう。
そう思いお菓子を手に取る。
すると

野「あんた、、、」

野薔薇がジトっとした目でこちらを見る。
何かおかしい事でも言っただろうか？

野「あれだけ嫌いとか言いながら、しっかり見てるじゃない、先生のこと。」

『っ！？いや、いやいやいやいや！！たまたまだって！！！！何が楽しくてアイツの事見なきゃいけないの！？やめてよもう！！』

野「はぁ〜、、、こりゃ時間の問題ね。Aって案外チョロいのね。」

『ちょろっ！？』

なんて事だ。どうやら私は、五条悟の事を割と知っているらしい。

たまたま→←呪術2期！！！！の感想とお詫びなので読まなくても問題ないです

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