Sevens....... (ページ43)

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KIMLAND TV 2 ページ43

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『そもそも仲良しの基準って何？』

佐「普段からよく電話するとか？」

『私たちが電話…』

「『ないな』」

「『ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』」

訳の分からないところでハモるから私も大光も大爆笑。思わずハイタッチまでしてしまった。

確かに電話とかは全然しないわ。大光と電話なんて自粛期間以来全くしていない気がする。

基本連絡なんて急ぎじゃない限りチャットアプリで何とかなるじゃん？

…もしかしたらみなさんの言う通り私たちは仲が悪いのかもしれない。きむたい不仲説立証しました。(笑)

『でもまあ喧嘩はよくするよね』

佐「喧嘩するほど仲がいいってやつじゃない？」

『あー、そうなのかもね』

やっぱり私たちは年齢も離れているし、考え方も真逆に近い。

私自身、話し合いでも常に中立でありたい…なんて考えてる割には、気がついたら偏った考えになってしまっていることが多い。

なので、意見の食い違いで険悪な空気になることは、正直かなり多いほうだと思う。

喧嘩ってほどでもないんだけど、場の空気は悪くなっちゃうよね。10分もすればどちらかが折れて仲直りするんだけど。

でも、そんな揉め事も、お互いに本音を言いやすい関係だからこその出来事だと思う。別に、お互いに不満があるから揉めてるとかそういう訳ではないし。

結局仲がいいのか悪いのかわかんない。

でも、結構長い期間同じグループにいる訳だし、信頼し合ってることは確か。

『なんかもっと明るい話しよ？』

佐「じゃあ…俺の高校卒業祝いはまだですか？」

『…それ明るい話か？(笑)』

佐「当たり前だろ、最年少が高校卒業したんだぞ」

『それはまあそうだけども…(笑)』

ワクワクと聞こえてきそうなくらい明るい表情でこちらを見る大光。だが、生憎そんなお祝いの品なんて用意していない。

『なんか欲しい物でもあるの？』

佐「…土地？」

『無理だよ』

佐「冗談だって(笑)

…でも、言われてみれば欲しいものとかあんまりないかも」

『ないくせに強請ってきたの！？！？』

「とりあえず貰えるものは片っ端から貰っておいた方が得じゃん？」なんていたずらな表情で笑う大光は未だに高校生のようなテンションだった。

そもそも、高校卒業のお祝いなんて何をあげればいいんだ？

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