Sevens....... (ページ31)

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紅一点が1枚上手 2 ページ31

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嶺「みんなおはよ～」

佐「ほらやっぱり全然来てないじゃん」

嶺「いや3人も来てるから！」

なにやら軽い言い争いをしながら楽屋入りをした嶺亜くんと大光。メンバーが何人楽屋入りしているか予想をしていたらしい。

現在、嶺亜くんと大光の2人を除いて来ているのは、らーさん、琳寧くん、俺の3人。

なんとも言い難い微妙な人数だ。

『嶺亜と大光聞いて！？この2人が酷いの！！』

嶺「なになに～？」

琳「いや、これは琳寧達は悪くないよ、らーさんが突然『彼氏が欲しい』とか言い出すから」

佐「は？お前彼氏欲しいの？」

『だって私23だよ？この歳で恋愛経験ほぼないのはやばくない？』

嶺「なんか意外、恋愛とか全然興味ないと思ってた」

壁ドンとか憧れてるらしいよ？と琳寧くんが楽しそうに言うと、嶺亜くんたちも楽しそうにらーさんをいじっていた。

そんならーさん本人はというと、恥ずかしいのか、少し不機嫌そうにしていた。

頬を膨らませていじけるらーさん。世の男性は、こんな姿の女性を見ると優しく抱きしめてあげたくなるのだろうか。俺にはいまいち分からない。なんせ、彼女はメンバーだし。

スタッフ「木村さん5分後にメイクお願いしまーす！」

『あ、了解です！』

もうすぐ撮影も始まるということで、スタッフさんが呼びに来た。

時間も時間なので、撮影の準備のためにソファから起き上がろうとしたその時。

『うわっ、…なに？』

佐「こういうのに憧れてんの？」

『いや、うん、、まあ……』

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