検索窓
今日:10 hit、昨日:3 hit、合計:39,468 hit

紅一点の近況 ページ28

.









.









『あーもうみんなほんとイケメン』









『7MEN侍って最強だよな』









『やっぱりみんな大好き』









今「…うるさい」





嶺「(こんぴーよく言った!)」

佐「(こんぴー最高)」

矢「(心の中で盛大な拍手)」








『えぇ?ひどくない?』









とある平日。今日はYouTubeの撮影があるため、メンバー全員事務所の楽屋でのんびり過ごしていた。…はずだった。




突然、木村の口から次々と出てくるメンバーへの褒め言葉。いつもはメンバーのいいところなんて死んでも言いたくないというタイプの木村だが、今日はいつもと違うようだ。





メンバーも突然の出来事に驚いて……なんてことはなく、普通に面倒そうに無視していた。

嶺亜曰く、木村を甘やかすと調子に乗り始めるので良くないらしい。









ただ、木村がこうなってしまったのにも原因がある。









最近はメンバーの舞台やライブ・ドラマ撮影などの影響で、全員で顔を合わせることが難しかった。



さらに全員が別々で忙しかったため、連絡を取る余裕もなく、週に1回顔を合わせられたらいい所、というくらいに全員がバラバラ。


最初のウザ絡みは、会えなかった寂しさが原因らしい。









ちなみに木村はというと、今までにないくらい暇していた。







特にテレビやラジオに出させていただいた訳でもないし、舞台があった訳でもない。

ちなみに、体調の問題でドリボは木村だけ出演なしなので、稽古も特にない。






ドラマもライブもなかったし、何か雑誌で特集を組んでもらった訳でもない。









とにかく暇していた。








サマパラのスケボー事件を踏まえて、少し休養という形でテレビ番組などの仕事を減らしていたものの、心身共に少しずつ復活してからも仕事が増えるわけでもなく、なんとも言えない微妙な日が続いていた。






ちなみに、サマパラ前に真っ白に染めた髪は直ぐに茶髪に戻した。

異常な髪の傷み方に焦って茶色に染めたが、何気に茶髪は人生初。



しかも、伸びるスピードが速いくせに切るタイミングを失って、春から放ったらかしの髪は肩下まで伸びていた。


グループを組んでからずっと金髪ボブだったため、茶髪ミディアムヘアという見慣れない姿にみんな驚いて、事務所では誰かとすれ違う度に二度見されていた。









.









.

紅一点の近況 2→←紅一点のプロ根性



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
138人がお気に入り
設定タグ:7MEN侍 , ジャニーズJr , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美紀 - 7MEN侍大好きです嶺亜君と琳寧君寄りのオール担当です最高ですコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年7月9日 20時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:浅漬け | 作成日時:2020年5月10日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。