Sevens....... (ページ18)

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紅一点の毎日メイク 2 ページ18

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嶺「マジできむって化粧の知識ないよね (笑)」

『ぶっちゃけ荒れなかったらなんでもよくない？』

嶺亜は呆れたような表情で私を見ていた。確かに私は嶺亜の言う通り化粧の知識が一切ない。

学生時代は音楽と勉強以外一切興味がなくて、お仕事の時もメイクだけは誰かに任せてばかりだった。

まあ今もほとんどそうなんだけど。

自分では分からないので、前に嶺亜に選んでもらった下地とファンデーションをぺたぺたと塗ります。

厚塗りしすぎると良くないらしいので丁寧にね。

『よしできた…次は？』

嶺「自分で考える気ある？眉毛ね？」

『眉毛ね…眉毛はちゃんと書かないと私眉毛ないからね…』

嶺「きむって眉毛薄いよね、体質？」

『そう、1本1本が細いのよ』

またまた嶺亜に選んで貰ったアイブロウ…？で眉毛を適当に描きます。

今は金髪なのでなるべく明るい色のやつを選んでもらいました。

眉毛は…どうせ前髪で隠れるから適当でOK。

嶺「ねえちょっと眉毛太くない？(笑)」

『うそ、やばい？』

嶺「割と (笑)」

…やっぱり化粧は自分でしない方がいいんだよ、失敗するだけだもん。

とりあえず眉毛は嶺亜に書き直してもらって、いつも通りのちょうどいい眉毛を手に入れました。万歳。

『つぎ「アイシャドウ」

…被せて言わなくてもいいじゃん…』

嶺「もう10分経ってるからね？まだ半分も終わってないんだよ？」

そう言った嶺亜は、私がこの後アイシャドウを探すのに時間がかかることを予測していたのか、はい！と先に出しておいてくれたアイシャドウを雑に渡された。

これは去年の誕生日にマネージャーから貰ったやつ。赤っぽい茶色がめちゃくちゃ可愛いんですよ。

嶺「何かコツはありますか？」

『えっとね…濃くなりすぎないように、ちょうどいい感じで目の上に塗ります』

嶺「やっとまともなこと言ったね」

『最初からずっと真面目なんですけど』

アイシャドウが終わったらお次はアイライン。

真っ黒は好きじゃないので、茶色っぽいアイライナーを使っていきます。

『そしてここで嶺亜先生の登場です！！』

嶺「わかったから早く目瞑って」

『ごめんなさい』

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