Sevens....... (ページ15)

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紅一点と本高くん 3 ページ15

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紺side

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琳「ただいま～」

『え、早くない？3分も経ってないよ？』

嶺「察してあげなよ馬鹿 (笑)」

『え？…え？どういうこと？』

琳「克樹が買いに行くんだってさ (笑)」

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『…なんで？』

嶺「馬鹿なの？」

『…えぇ？わかんないって…』

朝のんだはずの薬の効果が薄れてきたのか、とんでもない痛みに耐えながら嶺亜に腰をさすられてソファでぶっ倒れていると、さっき楽屋を出たはずの琳寧がもう帰ってきた。

足速すぎない？と思ったけどそうじゃないらしく、なにやら克樹が代わりにコンビニまで走っていったらしい。

矢「…ダカさんのことだから、らーさんの役に立ちたいって思ったんじゃないですか？」

『…あー、そういうこと？(笑)』

今「なんで笑ってんの」

『いや、なんか克樹っぽいなぁって (笑)』

…そういうことか。今日は朝から少し機嫌が悪そうだな…とは思っていたけど、まさかそんな事を気にしてたなんて。

大丈夫？って声をかけてくれるだけでもすごい嬉しいし、その気持ちだけでもかなり精神的に楽になるから私的には十分だったけど、あまりにも嶺亜や琳寧にばかり頼っていたせいで、克樹からすると疎外感があったのかもしれないな。

嶺「克樹も気にしすぎなんだよね、俺らに任せてればいいのに (笑)」

琳「完璧主義って訳じゃないけど、そういう事があったらいつも気にしてるよね (笑)」

『でも完璧すぎても面白くないじゃん？ちょっと欠けてるくらいの方が私は好きだけどな (笑)』

佐「…今好きって言った？」

『そういう好きじゃねえわ』

佐「いや、Aがそういう言葉使うとこ初めて見たから」

『…なんか今日の克樹はいっぱい褒めてあげないと拗ねそうだなって (笑)』

嶺「その言葉克樹に言ってあげようか？(笑)」

『余計拗ねて面倒そうだからやめてあげて (笑)』

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