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爆｢なにが楽ちんだアホが！
調整なんか勝手にできるもんだろ！アホだろ！
なぁ？デク！テメェもだ、A｣
久しぶりに激おこかっちゃんじゃん
とこの時は呑気に思っていた
爆｢個性の暴走だか覚醒だか
使い方ちょっと分かってきたか知らねェけどよ
テメェらはつくづく俺の神経逆撫ですンなァ？
体育祭みてえな半端な結果は要らねェ
次の期末では個人成績で否が応にも優劣が着く
完膚なきまでに差ァつけてテメェらぶち殺してやる！
轟ィ！てめえもなァ！！｣
大きな音を立てて教室から出て行ったが
最後に合った目が私を動けなくした
切｢久々にガチの爆豪だ｣
常｢焦燥？あるいは憎悪...｣
いつもならふざけられンのに全く動けねぇ
怖くて震えて声も出ねェ
あの目は知ってンだ
死ぬ直前も向けられていたあの目
よく知ってる拒否、憎悪、嫌悪、嫉妬の目だ
死んだ時の事にトラウマは無かった
でも好きなやつにその目ェ向けられっと
こんなに応えンだなと思考だけはまわる
切｢っおい！揚宇宙大丈夫かよ！？｣
あぁ、泣きたくねえのに
泣いてる暇なんざねぇってのに涙止まんねぇな
これじゃ構ってちゃんな
悲劇のヒロイン見てぇじゃねぇか。きめぇ
お｢Aどうしたん！？ちょっと深呼吸してみ？｣
お茶子が背中をさすってくれた途端
全身の力が抜け座り込んでしまった
お茶子と切島がなんか言ってるが何も聞こえねぇ
常闇もデクも慌てすぎだ
そういやデクに
話してぇことあったのに話せてねぇな⋯
相澤先生を最後に視界は暗転し次に見えたのは
保健室の天井と、見慣れた真っ赤な目だった
＿＿＿
切島side
放課後、緑谷とあげちゃんが
話している所に爆豪が突っかかっていた
久々にガチな爆豪だ
きっと緑谷とあげちゃんが仲良くしてるのを見て
嫉妬したんだなと思い
あげちゃんを見ると様子がおかしい
声をかけても反応がない
何かに怯えているみたいで
声も出さずに震えながら泣いている
いつも自信たっぷりの
彼女からは想像もつかない表情だった
お｢Aどうしたん！？ちょっと深呼吸してみ？｣
麗日がそう言うと、座り込んでしまい
相澤先生を呼ぶがそれと同時に気を失ったようだ
相｢何があった？｣
事情を話したが俺らにもわからないと伝え
保健室へ運ばれるあげちゃんを見送り
俺は爆豪を追いかけた
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てり(プロフ) - ひよさん» お褒めのコメントありがとうございます嬉しいです！これからも死ぬほど可愛いかっちゃんにするのでよろしくお願いします🥹 (11月27日 17時) (
レス) id: 54c7f690bb (このIDを非表示/違反報告)
ひよ(プロフ) - 凄く面白いです！！これからも投稿頑張って下さい！かっちゃんかわいいぃぃぃ (11月26日 22時) (レス) @page25 id: 11e712b22a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てり | 作成日時：2023年11月10日 14時
