転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ8)

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校門まで根津さんを肩に乗せて談笑していた

根｢そういえば、記憶が流れてきてから自分に変化とかあったのかい？｣

『特にはなかったっスよ
もっとこう、頭が割れそうなくらい痛いとか思ってました
でも自分の今の苗字はびっくりしたっス

あげそらってなんだって、とんでもなくおもしれぇなって』

それから内容は最近毛の調子が良いだとかハズレの紅茶をひいたとか

本当にくだらないが、話を聞きながら根津さんを撫で回し毛並みに癒されていた

根｢Aちゃんも強くなりたいと言っていたが、それは身体的にってことかい？｣

そう言われ、ハッとした

そりゃそうだわ、あたし強くなるってヒーローになる気満々じゃねェか

『ほんとっスね。少しでも戦力になりたいとは思ったッスけど
それじゃヒーローになりたいってのと同じじゃないッスか』

自分、アホだななんて言いながら苦笑いした

根｢それならキミも知っているだろう、相澤くんに稽古つけてもらうのはどうかな｣

まじか、どうしたもんか

強くなりたいけど私だけズルくね？雄英入るって決まったわけじゃねェし

根｢今すぐにとは言わないよ
気持ちが固まったら教えてくれなのサ！｣

撫で回されていた根津は
逆に唸っているAを撫で回した

『ありがとうございます。考えさせてもらうっス』

最近撫で回される事、多いなと思いながらも撫でられるのは嫌いじゃないのでいい気分で父と合流した

根｢轆轤くん！久しぶりなのサ！最近どうだい？｣

父｢根津さん！相変わらずの毛並みですねぇ！僕も撫でたい！｣

この男、全然話聞かねェなと思いながらも送迎してくれる父に感謝した

根｢元気そうでなにより！今度また作品を見せて欲しいのサ！帰り道気をつけるのサ！｣

そう言って肩から降りていった

父｢おかえりA楽しそうでなによりだよ
今日、なんで迎えに来たかわかるかい？｣

なんだなんだ全く身に覚えがないし顔が少し怖い

『ごめん、全然わかんねェ』

父｢そりゃそうだ！特に意味は無い！ご飯でも行こうか！｣

『なんだそれ、びっくりしたわ！パパの愛しのママは？ご飯いいの？』

父｢ママは今からお迎えに行くよ！3人で外食は久しぶりだねぇ！僕ずっと楽しみだったの！｣

ほんとびっくりした、てかこの2人昨日もデートしてたろ

口にするとまためんどくさい事になりそうだったので心の中で悪態を着いた