転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ6)

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『根津さん！お久しぶりです！！今日も完璧なブラッシングっスね！』

根｢ネズミなのかイヌなのかクマなのか、

かくしてその正体はァ…校長なのサ！

やァ！Aちゃん、久しぶりだね。ようこそなのサ！

今日は一段とブラッシングに力を入れたのサ！｣

母は雄英の一部の施設のデザインも手掛けていたらしく、根津さんとは仲が良い

校長室に通してもらい、本題に入る

『変な話になるんスけど、根津さんは前世とか信じますか？前世の記憶を思い出した、とかってあると思います？』

緊張でどうにかなりそうだったので、もったいぶらずに聞いてみた

根｢それはAちゃんには前世の記憶があるってことでいいのかい？そういう話には興味があるのサ！｣

『そうなんです。昨日の話なんスけど
朝起きたら自分の部屋なのにここどこだ、って変な感じがして、起きようと思ったら思い出して、パニクらないようにまた寝たッス』

改めて不思議なこともあるもんだ、と言いながら私は紅茶をすすった

『こっから言うことはかなり大マジです』

知っていることを全て話した

青山くんが内通者って件はどうしようか迷ったが
無個性だった事やご家族の事等も全て話すことにした
根津さんに青山くんをどうするか任せて欲しいと言われたので任せる事にした

根｢この超人社会ならナニが起きてもおかしくないのサ！その青山くんとやらにも事情があるわけで、
救い出せるのは今じゃないと判断したのサ！本人には辛い思いをさせてしまうがそれが最善なのサ！｣

一番の懸念点だった青山の件

根津の言葉で少し肩の荷が降りた気がした

Aにとってもその方が都合が良かったのかもしれない

青山が居なければ原作が進まないし

根｢大体の話はわかったのサ！それで、Aちゃんはどうしたい？｣

『私1人の力じゃどうにもなんねェ

だから大人に、根津さんに頼ることにした

私を強くして欲しい、それに今通っている通形先輩達やこれから通う雄英生を強くして欲しい

もしも死柄木弔やオール･フォー･ワンを倒せたとしてもオールマイトが終わっちゃえば日本は混乱するし

遅かれ早かれ全面戦争は起こると思う

その時のために日本中の不安が少しでも減るように、
私達を強くして欲しいです。』

自分が自分じゃないみたいで驚いた

こんなに熱くなってしまった

ヒーロー志望でもないのに