転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ45)

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爆｢オイ、飯行くぞ｣

『？？わかった、ちょっと待ってな
オイ！切島上鳴！！お団子！！忘れたとは言わせねェぞ！！！』

お茶子たちと食べたかったが珍しく誘ってくれたので切島と上鳴にお団子の確認をして爆豪に着いて行った

行先は食堂ではなく購買だった。ピクニックの気分なんか？

おにぎりとデザート、パックのジュースを持って会計待ちをしていたら持っていたものをかっさらわれた。んん？？

爆｢んだよ｣

『こっちが聞きてぇよ何すンだよ返せ』

爆｢この俺がせっかく奢ってやろうと思ったんに｣

『なに、あたしこれからなんかされんの？でもとりまあざす？』

爆｢うるせぇ｣

かっちゃんが本当は優しいやつってのは知ってんよ？
大好きな推しだもんあったりめぇだ。でもなんの前触れもなかったぞ？

爆｢ん、行くぞ｣

と、置いていかれそうになったので急いで追いかけた

着いたのは屋上で、さすがは雄英と言ったところだろうか

綺麗に整備されており、天然の芝生まで整えられている

『わァめっちゃ綺麗...校内にこんな綺麗な場所あったンだな』

爆｢ハッ！俺が見つけたんだ、ったりめぇだ！｣

『ん、ご飯食べようや、こちとらはらぺこあおむしだ』

それから適当な所に腰を下ろした

『爆豪がお昼ご飯誘うなんて珍しいこともあんだな
なんかお話し、あんだろ？』

爆｢...お察しがいいこって
クソデクの腕ェ治したんか｣

『ばーさんとこ行ったら居たから治させてもらった
なになに爆豪クン嫉妬かァ？可愛いAちゃんがデクくんに取られちゃうってか？』

爆｢ちっげぇわ！テメェが教室で変なこと言うからだろが！！｣

図星かよそんな真っ赤んなって、今日も可愛いな

爆｢おめぇ、なんか隠してることあんだろ｣

私は確かにアンタのものだが(違う)プライベートはねぇってか？

『そりゃあるわ女の子だもん』

爆｢キメェ、そういうんじゃねぇわ
なんかあんだろでっけぇ隠しモンがよ｣

『どうだろうな、まァ美少女戦士Aチャンだかんな
でっけぇ秘密のひとつやふたつあってもおかしくねぇよ』

やっぱり爆豪さんは鋭いな
逃げられる気がしねェ

爆｢...｣

『全部は話せねェけどさ、近いうちに話すよ
爆豪にはいつか全部話してぇと思ってっし
そうだ、あたしの昔話とか、興味ねぇ？』