転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ5)

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『おかあさまーーーお願いがあるんだけど』

父と母は上機嫌だ。これから久々のデートらしい

父｢おはようAちゃん。甘えたかな？｣

おはよう、と返すと口元が緩すぎて
歯こぼれ落ちるんじゃないかってくらいにっこにこだ

母｢あら、お願いごとね〜！どうしたの？｣

こちらも口元がゆるゆるだ。頭とほっぺたを撫で回されている

『根津さんに会いたいんだけど
もふもふしに行きたいんだけど。会えねぇかな？』

母｢いいけど、これからパパとママはデートだからご一緒できないけど聞いてみるわね〜！｣

別に今日じゃなくてもいいよ、根津さんが時間ある時に会いたいし

そういうと、母は善は急げって言うじゃないの〜！

と言いながら連絡してくれた

母｢A〜！根津さん、明日なら大丈夫だって！
明日の放課後になるけどAの都合は？｣

『特にないからそれでお願いしますって伝えて』

父｢それにしても急に珍しいね？癒しが欲しいなら僕と作品造らない？｣

こうなるとこの男は造ろう造ろう、とめんどくさいので母にパスする事した

『ママと早くデート行ってきなよ！久しぶりなんでしょ
お母さんも根津さんにアポ取ってくれてありがとね！
放課後雄英に行けばいいんだっけ？』

母｢それくらいどうってことないわよ
Aちゃんのためだもの♡
放課後パパがお迎えに行くから連れてってもらいな〜！｣

そういうと、デート行ってくるわね♡‬
と父を引っ張り、出ていってしまった

うちの両親かわいいな...

残された私は自室に籠り、鶴の恩返しの鶴のようにひたすら織り機と向き合ったがふと不安になった

全部喋っちゃっていいンかな
そうなるとやっぱり高校は雄英に入る事になる？

チート個性だし(？)ここには存在しないはずの人間だし原作クラッシャーんなっちゃうけど...

でもまァ、あたしはあたしだし思い出しちゃっただけか

それも人生だし

考えすぎは良くねェな、ここは大人に頼ろ！

考えることを放棄して、再び織り機と向き合った