転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ40)

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『爆豪！さっきのはごめん！上鳴かと思って！恥ずいからついでに忘れろ！』

急いで追いかけたが歩くスピードはゆっくりですぐに隣に並んだ

『私に用あった？』

さっきからずっと無言だ。ここにデクが来たら気まづすぎるので私はソワソワしてかっちゃんの言葉を待った

緑｢かっちゃん！揚宇宙さん！！｣

爆｢あァ？｣

最悪の展開だ。

ここは逃げるしかないので忘れ物したと言って来た道を走って戻った
緑谷が何か言っていたが聞こえないふりをして走る

そしてお茶子ちゃん達が2人を見ている所まで戻って私も一緒に見守った

お｢あれ！Aちゃんやん！さっきまで爆豪くんと一緒におらんかった？｣

『逃げてきた。男の因縁は邪魔できねェ』

お｢なんかかっこいいね！やっぱり男の因縁やね！！｣

『ふふっそうだな。唸ってるかっちゃん可愛いな
わァ！ちょっ、お茶子みて！可愛い！泣いてら！
はァーやっぱり赤ちゃんだ、可愛すぎる』

お｢お茶子！？Aちゃんおお落ち着いて？
爆豪くんのどこが可愛ええん！？どしたん！？｣

『よく聞きなお茶子、かっちゃんより可愛い生き物なんてこの世に存在しねェんだ。何ものにも変えらんねぇの！それとごめん、私も呼び捨てでいいからさ、呼び捨てで呼んでいい？』

取り乱したが呼び捨てになって距離も縮まった気がする

デクがオールマイトと話し始めたのを見て再度かっちゃんを追いかけた

かっちゃん何言おうとしてたんだ？

バレちゃったやつか？このタイミングで言ってもいいンかな
早すぎると思うんだが、とぐるぐる考えていると校門付近でつんつん頭が見えた。待っててくれたんだ

『よォかつきくん、目ェ赤くなって！泣いちゃったンか？』

爆｢うっせえわ、テメェあそこから見てたろ｣

覇気のない声で言われ、私がお茶子と覗いてたところを指で刺された

『見えてたンかよ、目ェ良すぎだろが』

爆｢...おまえはデクに個性があったこと知っとったンか｣

...やっぱそうなるよな

『知ってた。けど緑谷は私が知ってることに驚くだろうな』

爆｢ハッ！んだそれわけわかんねェ...

俺は今日デクに負けたがこの1度だけだ
お前も超えてここで1番になってやンだ！俺に甘ったりィもちなんざ寄越しといて出番無しだったAチャンよォ！！今日特訓すんぞ！！｣

いつも通りのかっちゃんだ
でもチョコもち食べたんだねかわい