転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ37)

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オ｢(止めるべきだが...止めてあげたくない...！ヒーローになる以外で初めて見せる激情、きっと君の見据える未来にきっとこれは必須なんだろ！？揚宇宙少女、キミも爆豪少年に私と同じ気持ちでいるんだろ！？)｣

切｢やばそうだってこれ！先生！！｣

かっちゃんは右の大振り、緑谷はワンフォーオールを構えた

オ｢双方中『オールマイト！ちゃんと見ろ！！』！ん...｣

緑｢いくぞ、麗日さん！｣

デクは上へ向かってデトロイトスマッシュを放った

お茶子は崩れた柱でホームランを打ち核を回収

勝ったのはボロボロのデクたちで負けたのは無傷の爆豪たちだった

オ｢ヒーロー...ヒーローチームWIN!!!｣

私はオールマイトに駆け寄った

『オールマイト、止めないでくれてありがとう
アンタは緑谷のためだろうけど、お互い止めなくてよかったろ』

みんなには聞こえない声量でそう伝えた

オ｢あぁ、生徒に気付かされてしまうとは！私もまだまだだな！揚宇宙少女ありがとう｣

それは恥ずかしいから言わないで欲しいっス、と言うと笑われた

切｢おめぇすげぇな！オールマイトにちゃんと見ろ！って！やっぱおめぇ漢だぜ！！｣

芦｢ねぇねぇ！爆豪と付き合ってんの！？どういう関係！？｣

昨日体力テストの後友達になった芦戸三奈。なんてこと言うんだ

『付き合ってねえよ、強いて言うならマブ？』

芦｢そんなこと言っちゃってぇ！いっちゃんいい男って聞こえちゃったもんねー！！で！どうなのよ！！｣

めんどくさいのに捕まってしまった。助けて、オールマイト！

私が絡まれてる間にオールマイトはデクとかっちゃんたちを回収して帰ってきた

かっちゃんは講評も大人しく聞いていたが目がガン開きで心配だ

『お疲れさま、チョコもちでも食べな、次私だから目ぇかっぴらいて見とけ！』

私の出番なんてないんだが、と思いながら
突っ立ってるかっちゃんをつんつんしたあと
チョコもちを押し付けた