転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ33)

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『でも、一切協力しねぇ訳じゃねェ
わかってることは全部吐くし、変化があれば伝える
それと、爆豪には私のことぜってぇバレる
何も言ってこないけど、思うことはあるって顔してんすよ。だからバレた時は緑谷とオールマイトのことは伏せて喋っちゃっていいっスか？』

根｢そこはAちゃんに任せるのサ！｣

オールマイトが何か言いたげにしていたので私は先に口を開いた

『オールマイト、あのふたりはただの幼馴染じゃねェ
拗れに拗れてぐっちゃぐちゃなんだよ
私が知ってる緑谷のことを言っても爆豪は惨めになるだけだ。だから2人のことは本人達に任せて欲しい。
遠回りするけどあのふたりは大丈夫。
誰かが介入する隙はねぇ、あたし知ってンだ』

そう言うとオールマイトはホッとしたように微笑んでくれた

根｢緑谷くんも爆豪くんも、良い友人を持ったね｣

根津さん、もふもふさせて、と膝の上に乗せて久々のもふもふを堪能しながら3人で談笑した

『根津さん、いよいよ始まるね、あたし結構怖いよ
考えすぎも良くないと思って出来ることだけ頑張ろうって思ってる。でも、全部防ぐ方法ねぇかなってやっぱり考えちゃうんだ』

根｢それはボク達も同じだ
でもキミが居てくれるおかげで
被害も最小限に抑えることが出来るのサ
逃げられないのもボク達は知っている
いつか向き合わなきゃいけないことも
それが近いということもわかってるのサ！
重荷になっていたらすまないがボク達は
Aちゃんに感謝しているよ｣

ね、根津さああん！！
あたし頑張ンね！！なるよ！戦力！！！！

『ありがと根津さん！気合い入った！！オールマイトもさ、大丈夫だから変な心配しないで、アンタはふんぞり返ってな！！』

今度は私がオールマイトにサムズアップする番だった

オ｢ハーッハッハァー！これは頼もしいな！揚宇宙少女！！｣

根｢それとだ、キミは誰がなんと言おうが
全学科1位のボクが合格を出した立派な雄英生なのサ！キミにも、周り同様に高校生活を楽しむ権利がある。これは忘れないで欲しいのサ！｣

わたしの周りはあたたかい。恵まれすぎてンな

ホワホワした気持ちで校長室を後にした

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オ｢眩しいですね、揚宇宙少女｣

根｢青春なのサ！｣