転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ31)

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グラウンドへ向かう途中、お茶子ちゃんに相澤先生との関係を聞かれたので
特訓つけてもらってたと伝えるとお茶子ちゃんは大きく息を吐いた

お｢Aちゃんが先生に突っかかるから
なんや問題児かと思ったわぁヒヤヒヤした｣

問題児て、やっぱお茶子ちゃんズバって言うね
そういうお茶子さん好き

グラウンドへ着くなり今度は相澤先生に呼ばれた

相｢無限、習得おめでとう
頑張ったね。無理するなよ｣

あ、相澤先生が頭ぽんぽんしてくれた、、しかも優しい

嬉しいどころじゃない、今日死ぬかも

『あ、相澤先生、ありがと、』

人は嬉しすぎると上手く言葉が出ねぇらしい

相澤先生はふっと笑い、集合をかけた
あたしは無事やられた

A組｢｢｢『個性把握テストォォ？』｣｣｣

よっし、言いたかった！言えた！！

お｢入学式は！？ガイダンスは！？｣

相｢ヒーローになるならそんな悠長な行事、出る時間ナイヨー｣

この相澤先生の、ナイヨーの言い方すごく好き
懲りずにまたその笑顔にやられたよ...

それから文科省の怠慢だなんだと始まった個性把握テスト

相｢実技入試成績のトップは...Aだったな
はァ合理性に欠けるね。爆豪、中学の時ソフトボール投げ何メートルだった？｣

ひでぇよこの先生。こっち見て溜息ついたぞ？

爆｢67メートル｣

相｢じゃあ個性を使ってやってみろ｣

『...』

かっちゃんは肩をブンブン回しているが相澤先生に私1位なんだが？という視線を送った

相｢...なんだ｣

『1位あたしだろ』

相｢どうせ風に乗せて記録は∞だろ、みんながやる気無くしちまう｣

ンなことでやる気無くなやわはA組にいねぇっつの

ケッと言っていたらかっちゃんが投げ終わっていた

死ねぇー！は聞こえていたが見れなかった。むねんむねん

記録は705.2メートルで、それを見たA組たちは相澤先生から除籍処分宣言を聞くまでは楽しそうだった

あーしも頑張ろ

ボール投げは重力を操作して風に乗せて個性の名前通り宇宙まで飛ばしてやった

50メートル走、持久走と走り幅跳びも同じ原理を使った

相｢走り幅跳びだぞ、どこまで行くんだ帰ってこい｣

と言われたので帰りは最近できるようになった蒼を使って帰ってきた

反復横跳びは持久力が一か八かだが蒼を使うと意外といけた

握力もエネルギーを貯めるイメージをしたらいけた

が、爆発さん太郎に負けて、笑われた

『ゴリラさん太郎！』