転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ4)

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あたし天才かよアゲなんだが
と自画自賛しながらぐーぐれ先生に聞いてみた

予想通り、轟焦凍と生まれ年が同じだった

ということはこれは根津さん案件か
そう言って机に向かい、紙とペンを手にした

覚えてる内容を思い出せるだけできるだけ細かく全部書き出す

USJから6期のかっちゃんが出久にごめんなさいするまでと

かっちゃんの心臓が爆発した後、エッジショットに蘇生されて先輩ありがとうって笑うんだっけ

あの描写見た時はは泣いちゃったな

と、アニメで見たところ以外は知識が全然ないけど思い出せる出来事は書いた

もうこれは私夢主ってことでいいんだよな？と少しのワクワクと不安

少女は生粋の夢女だ

なのでこういうこともあろうかと対策を1度は考えたことがある

正義感溢れる夢主は、誰にも言わずにひとりでなんとかしようと必死に頑張るものだ。いわゆるヒロイン

だがどうやら彼女は違うらしい

いくら私の個性が強くても小娘ひとりの力じゃどうにもならないことくらい、私は知ってる

それにオールマイトが、平和の象徴が一時居なくなることによって

どれだけの人が不安になって日本が無法地帯になるのも私は知ってんだ

でもそれは死柄木弔も言ってた通り、このヒーロー飽和社会の闇に蓋をして見て見ぬふりをしていた結果だし遅かれ早かれそうなるんだよな...

だから私がやることは、根津さんにこの紙を見せて

全面戦争、最終決戦までに雄英だけでも戦力を強化してもらうこと

きっと原作が始まったらその通りに進んでしまうし

私ひとりがどう足掻いてもこれから起こる出来事も防ぐことは出来ない

変に動いてもかえって内通者だと思われるだろうし敵に目をつけられるかもしれない

それだけは本当にごめんだ

なので！あたしは！！
絶対に！！！大人を頼る！！！！

信頼出来る大人に！！！
ハイスペ根津さんに相談だっ！！！！

少女は自室を飛び出した