転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ29)

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合格通知を貰い、無事入試1位で合格した

かっちゃんが体育祭で選手宣誓の時にヒーロー科の1位と言われてたのがすごく癪だったので、根津さんに頼んで全部の学科試験を受けさせてもらった

ぶっちぎりの1位だった
やっぱりあたし天才かもしンねぇ

清々しい気持ちで、中学の卒業式を迎えた

どうしてもかっちゃんの学ラン姿と第二ボタンが欲しかったので言ってみたら案外すんなりくれた

『珍しいね、もうあたしらマブじゃん！好きだ！』

爆｢ハッ！言ってろや！！｣

ドヤ顔だ。可愛すぎンだよアンタ...

そろそろ誘拐されるんちゃう？気ぃつけな？

『また来月からも爆豪くんと同じ高校かぁ
騒がしいのに変わりはねェけど楽しみだな』

爆｢そろそろ爆豪くんってのやめろや気持ち悪ぃ｣

なに可愛い。ここは勝己って呼んでやらァ

『勝己？』

爆｢！！ん｣

『照れてやんの、可愛いねェかつきクーン？』

はァむりだ。私には手に負えないこの可愛さ

『かつきくんにはハードル高いみたいだから爆豪って呼んだる』

爆｢べっつにどっちでもいいわ！！！｣

神様ほんとありがとね
こんなに可愛い生き物生み出してくれて

そして堀越先生にも大感謝しなきゃだな

『爆豪は呼んでくんねぇの？Aチャンってよォ』

爆｢うっせーあげ女！！｣

なにそれアゲだが？

『ねぇ！これ以上可愛くなンな！
あたしをどうするつもり！？』

爆｢なに言っとンだバカ女ァ！
可愛くねェしどうもしねェわ！｣

可愛いがすぎてもう話になんねぇ、帰る

『写真とボタンとあげ呼びありがと！
また雄英でね！じゃあな爆豪』

爆｢ん｣

私はかっちゃんと喋ったあと面識のない後輩にセーラー服だのなんだの奪われながら、まったく同じ状況のナミさんを見つけてお互い大爆笑した

そしてナミさんと卒業後会う予定を立て中学を後にした