転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ23)

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カフェの日の翌日からかっちゃんとの特訓が始まった

相澤先生も受験に向けて仕事が忙しくなったようでタイミングが良かったらしい

基本的にやる事は相澤先生との特訓と変わらない

個性の底上げと言うかキャパの探りと個性なしの組手

最後に個性ありで戦って終わり

相澤先生から体術を教えてもらっているので技術では負けるわけが無い

だが相手はザ・タフネスの、爆豪さんだ

キャパは無いが私には体力不足という課題が出た

特訓をはじめてから1ヶ月が経ち、体力も前よりは着いてるはずなのに個性なしでは後半ボコボコにやられてしまう

それに加えて、無限は進展無し

爆｢ハッ！テメェ体力は雑魚だなァ！こんなんでへばってるようじゃァすぐ追い越しちまうなァ！！｣

『うっせぇ体力バカ！！』

爆｢ンだと！もう一本だァ！吹っ飛ばす！！｣

まじむり。ゴリラかよ

爆｢聞こえてンぞアホ女ァ！！個性ありでこいや！！｣

まじかよ…タフにも程があンだろが

爆｢なァにダラダラしてんだァ！？舐めとンのか！！｣

叫びながらかっちゃんがボムボムしてやってくる

身体が悲鳴をあげているが爆発さん太郎には通用しない

深呼吸を某竈門少年のように全集中なんて呼んで深呼吸してみた

感覚が研ぎ澄まされているような気がした

目を閉じてニトロの香りを嗅ぎ分ける

みつけた...！これを止めるイメージで
ひゅーってやってひょい？...っ！

かっちゃんのニトロの動きを止めた？いけた！？

！？！？

『う"おぇ"っう"ぅっ』

爆｢っは！？お、おい！大丈夫か！？｣

目を開けたら粒子が空気中を舞っていた

それもものすごい数が視界から脳に情報として流れてくる

完全にキャパだが、おぞましい量の粒子が肉眼で見えてしまった気持ち悪さも相まって吐いてしまった

こんな状態になる私を見てかっちゃんが大焦りしている

オロオロしてるかっちゃん
申し訳ないけど可愛い。囲いたい。

目をつぶったら大丈夫みたいだ。これじゃまるで六眼じゃねぇか。知らんけど

ということは今なら無限張れるんじゃね？
と、空気の流れを操作し自分の体に纏わせる

既にキャパオーバーしているため吐き気が止まらず、えずきながらかっちゃんに手を差し出す

『う"っばっくごう、くん、握手、して』

爆｢ンな状態でなに言っとンだ馬鹿！座ってろ！
ンだこれ！？触れねェ？っおい！！大丈夫か！？｣