転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ20)

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相澤先生との特訓の帰りにかっちゃんを見つけたので久々の推しに嬉しさを隠せなくて声をかけてしまった

声をかけたら目を見開いたままショートしてしまった

この顔は天才だ、上鳴くんなみのアホ面を晒している

可愛いのと面白いが混ざって変な笑い方になった

その笑い方がツボだったのかかっちゃんが吹き出した

私には衝撃がデカすぎて今度は私が上鳴くんなみのアホ面を晒してしまったようだ

爆｢ンだよこっち見んなや｣

なんだこの色男！少し顔を赤くして恥ずかしそうに言うから心臓に悪い

でもやっぱり可愛い

『爆豪くんも笑うんだな、びっくりした』

爆豪くんが笑ってくれたから、すごく嬉しくて思わず普通に笑ってしまった

爆｢俺だって笑うわ！
てめ人のことなンだと思っとンだ！！｣

目を逸らされ
照れ隠し可愛いかよ！！と悶えた
が、これはお茶するチャンスだろ

あたしはこんなチャンスを逃すバカじゃねんだ

腹括るのよ！A！！

『爆豪くん、暇でしょ
行きたいカフェあるから行こ』

さァどうだ、かっちゃん選手驚いてます！

可愛い可愛いAちゃんからのお誘いだぞ！

固まってしまった爆豪さん
今のうちにほっぺたつんつんさせてくんねぇかな

『あれれぇ？爆豪くんは女の子とカフェなんて
行ったことなかったかなぁ？勝己くんには
ちょーっとハードル高かったかな〜！』

私は知ってんだ。かっちゃんの扱い方なんて。

可愛いくらいちょれぇんだ

ほら、真っ赤になってプルプル震えてら

爆｢〜〜っ上っ等だコラ！！行き殺したらァ！！｣

ほんとクソガキだな、可愛いよ爆豪くん

『そうこなきゃな！可愛いね！行くぞ〜っ！』

これは...推しとアフター...ってコト？！
と某カワになったけど嬉しすぎてどうでもいい

爆｢俺ァ可愛くなんざねェんだよォ...！｣

『わァ爆豪くんおこだ、ほんと可愛いね！』

嬉しすぎて私の口はゆるゆるだ
血は争えないね...

爆豪くんはずっとプルプルしてるが今の私に怖いものなんてない

『爆豪くん爆豪くん、今なら私空飛べそう』

爆｢なに言っとンだアホ女｣

そう言いながらもかっちゃんも楽しそうで

『今ならなんでも喋っちゃうわ！いっぱいお話しようぜ！！』

すごいナンパ野郎じゃんあたし

爆｢なんでもっつったな、言質とったぞ｣

先程とは違う、ものすごい敵顔で言われたが何も怖くなった