転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ18)

今日:123 hit、昨日:74 hit、合計:75,310 hit

17 ページ18

隣のクラスのはずなのにかっちゃんと会えない

こんなに会えないもんかね、と嘆いていた12月中頃

街はクリスマスカラーに染っている

私は雄英の受験に向けて追い込みをかけて始めていた

私の個性は本当になんでも出来てしまう

両親の個性とは全く違う突然変異かと思われていたがそんなことはなく、父の土の個性と母の空間操作がうまく融合して最強な宇宙という個性が爆誕したらしい

苗字にも宇宙が入っているくらいだし関係はあるんだろうなー、くらいにしか思っていなかったので素直に父と母すごいと思った

最近わかったことだが空間も自在に操れるので、無限を作ってみると意外にも出来るらしい

こればっかりは私の前世の記憶に大感謝した

なんとなくでも覚えていたのでアキレスと亀の理屈を頭に叩き込んであとは死ぬ気で訓練するだけだ

どうにか使えるようになりたくてエネルギー操作に力を入れていた

相｢お前が言っていた無限とやらは順調か？｣

『うーーーん、もうちょっとでできそうなンにできねぇ、もどかしい！』

相｢それは入学後でもいいんじゃないのか？そんなに焦る必要はないと思うが｣

それはダメだ。少しでも強くならないといけないと思ったが、焦るのが一番良くない。知ってんだ

『相澤さんがそこまで言うなら休憩にする
相澤さんはクリスマスの予定ねェの？クリぼっち？』

少し煽ってみたが、リアクションは薄い

相｢大人は仕事が恋人なんでね｣

そう言って寄ってきた猫ちゃんとじゃれ始めた

つまんねぇな

そうは言っても猫とじゃれてる相澤先生を見て癒された

可愛いおじさんだァ、と1枚写真を撮らせてもらった

相｢俺はおじさんじゃないぞ｣

頭を小突かれた

『相澤さん地獄耳だ』

相｢うっせ、今日はここまでにしよう｣

相澤先生と別れて私はひとり寂しくクリスマスムードの街を背に帰路に着いた

＿＿＿＿＿

お気に入り登録とハート
すっごく嬉しいですありがとうございます🥹