転生したので大人を頼ろう【爆豪勝己】 (ページ15)

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かっちゃんにモブ女と呼ばれた日の翌日から

かっちゃんと仲良くなろう大作戦を始めた

『なーなみーーーん、おーいなみさーーーん

聞いてる？てか聞けよ可愛いAのお話をよ』

私のお話を聞いてくれない、つれない友人は
七海波(ななみなみ)さん

某海賊アニメのあのお姉さんにそっくりな友人だ
私はナミさんと呼ばせてもらっている

ナ｢なによ、さっきからうっさいわね
私はバイト探しで忙しいの！！
はっ！みてみて！これ！アンタも受けなさいよ！｣

全然聞いてくれねェ上にバイトさせようとしてくる

これはひとりでなんとかするしかねぇな

『ナミさん、あたしは今から爆豪くんと
仲良くなろう大作戦するんだ、応援しな！』

そう言ってナミさんを置いてひとまず御手洗に向かった。特に意味は無い

とりあえず昨日からかったことで耐性はついている

なので学校で会ったら合図をすればいいだけのはずなんだけど、全然会わねぇ

まァいいや。これからだし...
そう言い聞かせて肩を落としながらナミの居る教室に戻った

『たらいまナミさん』

ナ｢早かったわね！作戦、どうなのよ！
アンタ爆豪くんのこと好きなら
早く言いなさいよね！！｣

『待てナミさん！さっきまで興味無かったよね！？
どうした！？てか好きじゃないし！仲良くなりたいだけだわ！！』

そういう好きじゃないんですが！
と否定したかったが否定できない自分がいる

ナ｢なによ、面白くないわねぇ｣

心底つまらないって顔したナミさんはまたバイト探しに戻ったようだ

こういうのはタイミングが大事だ

流れに身を任せよう。と作戦は一時休止にした