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甘ノ弱 ページ2
複雑な恋心を描いた作品。
●素意ひとつエスプレッソに混ぜた夜 恋も天地も逆さに落ちる
私の本当の想いはエスプレッソに溶けたまま。
それが案外心地よかったりします。
●「大嫌い」と言ひつる我をば許せ友 春のうららの我の甘噛み
本気で思ってるわけじゃないんです。って歌。
甘えてるが故の、ちいさな反抗心。
…嫌いな人にはそもそも口をききませんし。
●大切にせむと幾たび思へどもまたこの日も我毒を吐きたり
何度も毒を吐き、また何度も反省するのですが、それでもまた毒を吐いてしまう。
愛故の、少し悩ましいループです。
●かの男の近づきたるに背を向けて毒吐く舌にキャラメル放る
気になる人が近づいてきたら目を合わせれないじゃないですか。ましてや素直に挨拶なんてできるわけないじゃないですか。そういう詩
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作者名：犬城樹 | 作成日時：2016年12月6日 18時
