【刀剣乱舞・男主】嘲笑して、はい、こんにちは

嘲笑26 ページ26

肩で息をする鶴丸。
そんなに苦しかったか？
でも俺は悪くないもーん、言われたことしただけだもーん。


「主なにそれ俺知らない。ねぇ」


『清光うるせぇ』


鶴丸が終わったと思ったらお前かよ。


「主…俺のこと嫌いなんだ…」


『嫌いとも好きとも言ったことねぇわ』


もうやだ何してもこれだよ。
てかなんで俺がこいつらのこと気にしないといけないのかな？？？
良くない？？？別に良くない？？？


「じゃあどう思ってんの〜〜〜」


『めんどくせええええええええ』


くっつくな頼む。
暑苦しい、うざい、邪魔。


「ねぇ主…」


『はぁぁあ…』


これ、言うまでしつこいやつ。
わかってんのよ俺は。
この短期間で俺はわかってる。


『清光俺はな、お前のこと好きでもないし嫌いでもない』


「…え」


『…可愛いって思ってるよ。清光、お前は可愛い』


「あ、主…っ」


はい、しゅ〜りょ〜。
そして更に抱きついてくる清光〜。なぜ〜。


「主様…」


『げ…っ』


こいつも起きてやがったか…。
眠そうに目を擦っているあたり起きたてほやほやらしい。


「ぼく…あたま、なでてほしい…です…」


『やってやる』


清光を引っぺがして、五虎退の頭を撫でる。
こいつが一番マシかもな…泣かなきゃいいんだけどな。


「へへ…っありがとうございます…」


毛質動物みたいだな。
もふもふしてる感じ？


「主ひどい！」


「主、君のせいで腰が抜けたもう一度…」


『お前ら黙れ』


こいつら話してないと駄目なの？
いちいち面倒くさいな。
てか俺こいつらのこと面倒いって思う回数多くね？


「ふぁっふ…A様…おはようございます…」


『やっぱりお前狐鍋にした方が良いんじゃねぇか？』


「んぇ？！なぜでございます…？！！」


なんでこいつは悠々と寝てんだ。
お前ちゃんと仕事してる？
政府に報告すんぞ？

あ、やっぱ無理。
自分から政府に話しかけたくない。
俺政府嫌いだからサっ


『今度は俺寝るから、起こすなよ』


「主俺の手入れは？！」


『寝てからにしてくれ』


「じゃあ俺も寝るー！」


『隣くんな』


「僕も一緒に…」


『なんで？？？』


お前らさっき真ん中陣取って寝てたじゃん。
もう十分に寝てたでしょ。


「私もA様のお腹の上に…！」


『だぁぁあ！うるせぇ！！！』


こんのすけを放り投げる。
え、こいつら俺の昼寝の邪魔したいの？
俺寝たいのに寝れないんだけど？

これ寝れない流れな。
俺知ってる。

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