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相愛 ページ11

何故だろう、無意識に涙が流れてくる。


祐一「…こんな可愛すぎるなんて反則だよ。
…愛してる、A。チュ、
改めて、誕生日おめでとう。
生まれてきてくれて、
出会ってくれてありがとう…」


反則はどっちよ…、



「…」


次々と溢れてくる涙をキスで吸い取られた後、

祐一「A、…僕の名前、呼んで?」




「祐一さん…、最高の誕生日をありがとう…」




祐一「…祐一って呼んでよ」




「祐一、祐一…」




祐一「何?」




「何って…名前呼ばせたの祐一でしょ」




祐一「もっともっと呼んでほしいなー。
今のうちにAを沢山感じたいし、
Aの頭の中も全部
僕で埋まっててほしいから…
なんて言ったら流石に引くか、はは」




「祐一、祐一…祐一…、
祐一、好き… 」

私は隣にいる祐一さんの首に腕を回してから

「もっと私を祐一でいっぱいにして?」


そう言った。
もちろん、キスをしてもらうつもりで、ね。



祐一「!!!!ちょっと…
どこでそんな殺し文句覚えたの?」



「覚えたって…
祐一が埋めたいって言ったんじゃない…あ、」


祐一さんがギシ、という音を立てて、
一瞬のうちに私の上に馬乗りになっていた。




祐一「…Aが誘ったんだから責任とってね」


どうやら彼を煽ってしまったよう。

キスどころで済まずに第2ラウンド突入…。



さっきは
初めて目にした彼のモノにびっくりしたし、
自分の中に入りきるまで
痛みや圧迫感があったけど、

今度は私の身体が
祐一さんを丸ごと受け止めたいって
訴えているかのように
すんなり飲み込んでいって。



今までは子作りの行為とか
男性の欲望を満たす行為、
なんて思ってたけど、
繋がる喜びってこういうことなんだな。


自分が愛されてるって
全身で感じることが出来るし、
言葉以外で伝えることも出来るって
初めて知った。



「今まで…こう、いう、
はぁ…シチュエーションは、
もちろん、なかったけど…はぁ…
祐一が、初めてで…良かった…んんっ!?
ゆ、祐一?」

途切れ途切れになりながら言葉にした途端、
私の中の彼の質量が増した気がする。


祐一「僕のコレは
Aにすぐ影響されるってこと、
覚えておいて」


男性のモノの仕組みはよくわからないけど…





祐一「それと、A…、約束して。
僕はAの最初で最後の男でいたいし、
こんな最高な彼女を誰にも渡したくない。
それに、ベッドの上のAは
絶対に誰にも見せたくない」




「ベッド上!?」

幸福→←キスの先



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マリイ - 編集長との小説も書いて欲しいです (2019年10月11日 23時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - サバイバルウェディングの編集長好き個人的に(伊勢谷が好きなだけ←) (2019年10月3日 12時) (携帯から) (レス) id: 82a6cba0ff (このIDを非表示/違反報告)
こちいこ(プロフ) - ベジタリアン系女子さん» ベジタリアン系女子様 コメントありがとうございます!嬉しいお言葉、励みになります♪苦行みたいになってますが、なんとか完結出来るように頑張ります! (2019年8月29日 6時) (レス) id: 0b60cb1e95 (このIDを非表示/違反報告)
ベジタリアン系女子 - 一気読みしちゃいました!展開が楽しみです!これからも頑張ってください!陰ながら応援してます (*^^*) (2019年8月26日 17時) (レス) id: 30d23c8fcb (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - コメントのお返事ありがとうございます!!!更新楽しみに待ってます♪! (2019年8月15日 12時) (レス) id: 846374649b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こちいこ | 作成日時:2019年8月7日 13時

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