2次会のメンバー ページ22
幹事「盛り上がってるとこすみませーん！
ここでお開きの時間になりまーす！
2次会はカラオケ！参加できる人行きましょー！」
友人A「A、カラオケ行く？」
『ううん、私はパス。
どっかで静かに呑みたいから』
友人B「じゃあ、私Aに同行するー！」
友人C「俺も呑みたりねーから一緒、いい？」
『もちろん！3人で行こー。
みんな、住んでるの何処だっけ？』
…
3人の住所の間でお店を探して
Cくんが来たことあるバーに向かっていると、
反対車線側に見覚えのあるメンバーが。
…あ、あの派手な髪って塚地さんだよね。
なるほど、今回の懇親会は高級店だったのか。
(私と一緒に行ったお店じゃないのね)
っ、わ！
向こうを見て歩いていたから
アスファルトにヒールが引っかかって
転びそうになった。
Cくんが支えてくれて助かったけど。
友人C「大丈夫かよ、ほら、店はここ」
バーに着いて、C.私.Bの並びでカウンターに座る。
乾杯をして、
色んな想い出話しをしていたら、
カウンターにひとりの男性が。
…！！！まさかの雄島さんー！
私はひそひそ声で
『(ね、Cくん、席代わってくれない？)』
突然の私の挙動不審に、
友人C「(なに、あの人、知り合いなの？)」
『(会社の社長なの。
今日社長企画の懇親会休んだから今はマズい)』
友人B「え、あの人、社長なの？」
『(シー！！やっぱバレる前に帰るわ)』
お金を置いて静かに立ち去ろうとしたのに…
雄島「あれ？涼宮さん？」
あー、バレたー！！！
『雄島さん、お疲れ様です。…ぐ、偶然ですね。』
雄島「もしかして僕が来たから帰るの？」
『…。
今日、懇親会出られなくてすみませんでした』
雄島「良かったら一緒に呑んでくれないかな？
茅ヶ崎さんに断られちゃってひとりなんだ」
私は友人BとCに助けを求めるよう目を送ったのに、
友人B「あの、私たち、涼宮さんの大学の同期で
今日は同期会だったんです。
涼宮さんの会社の社長さんなんですよね、
良かったら、あちらの席でご一緒しませんか？」
雄島「お友達はこう言ってくれてるけど、
涼宮さんどうする？
僕は2人でも4人でも
同席させてもらえるならどちらでもいいけど」
こう言う時だけ私に選択権くれるの、ずるい。
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こちいこ(プロフ) - みはるさん» みはる様、コメントありがとうございます！需要ないと思いながら書き始めたので嬉しいです。なるべく更新止めないように頑張ります！ (2021年8月7日 16時) (
レス) id: a9b3fdfb3a (このIDを非表示/違反報告)
みはる - 初めまして。このお話面白いです！続き楽しみにしてます！更新頑張ってください。 (2021年8月7日 14時) (レス) id: 5d16bd346f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こちいこ | 作成日時：2021年7月25日 20時
